Saya Cinta Malaysia

マレーシアの文化や今昔のマレーシア旅。マレー系夫との国際結婚あれこれ。

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【自己紹介】ブログを書いている人

【ご挨拶】

 

初めまして。ナオコと申します。私のブログにご訪問いただきありがとうございます。

 

 

私が初めてマレーシアを訪れたのは1998年。もともとバックパッカーでほかの国々を訪れることが多かったなか、ふと夏休みの旅先にマレーシアを選択したことから私のマレーシアとの並走暮らしが始まりました。

 

このブログでは、その1998年から始まった20年以上の旅と移住生活を通して知り得たマレーシアのあれこれについてご紹介をしています。

 

ブログをご覧いただくにあたり、最初に簡単な私の人となりを知っていただきたく自己紹介をさせていただきます。

 

 

【マレーシア移住に至るまでの私】

 

▶幼少期から大学まで

 

 

・東京都出身

・子供の頃の趣味は、読書と毎日日記をつけること。休み時間は図書館に入り浸りで友達は少なかった。小中高、一貫して学校や集団生活が苦手、というか嫌い。

・高校卒業直後は大学に進む意味が分からず、一度は事務職に就職。一年ですぐにつまらなくなったと同時に、この低スキルのまま長く働き続けることは厳しいとすぐに思い知る。

・仕事を通して感じた低スキルを脱したい、というよりは自分の見識の狭さを痛感して勉強したくなり会社を退職。改めて大学受験し21歳で大学入学。専攻:アジアの女性労働

・せっかく入れた大学で勉強できることが嬉しく、サークルなどは一切入らずに勉強とバイトを頑張った。人生で一番勉強したのは大学時代だったと明言できるけど、そんな感じだったのでもちろん友達はあまりできなかった(笑)。

 

▶大学卒業後から30代終わりまで

 

・大学卒業以降転職は多め。一度は諦めた出版の仕事に30代で再チャレンジしたいと転職。食の専門誌で文章力を認められてからは、主にライター業と食品業界でPRにつながるお仕事が多め。

・幼少の頃から両親が不仲気味だったので(老後は助け合って仲良く暮らしていましたが、2024年9月に父が他界)、20~30代は「結婚に興味がない」が口癖。一生独身と覚悟し、結構必死に働いた。

・マレーシアとの出会いは1998年。以降年2~4度の頻度でマレーシア全土を旅し、20年近くをかけて全州を周る。

 

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▶40歳から40代後半でのマレーシア移住まで

 

・40歳にして、6年一緒に暮らした日本人男性と結婚するも、2015年離婚。結婚の理由はそこそこ長く暮らしたからいいかなあ、というあまり意志も覚悟も、そしてときめきもない(笑)ものだったけど、してみたらやっぱり私には結婚は無理だったなあとつくづく思う。

・2014年、右胸乳がんの診断を受け右胸切除。2015年再建済み。

・2016年、徐々に高まっていたイスラムへの興味が爆発。突然「改宗したい」と思い、イスラムに改宗。(かなりマイペースで、いまだにあまり信仰活動をしていないイスラム教徒。)

 

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40歳くらいからは公私とも少々しんどい時期が続く。乳がん罹患当時在籍をしていた会社でお世話になった上司によると、そのしんどかった時期、私は大殺界と言われる時期真っ只中だったそうで。

 

それまでは神頼みとか占いとかそういうことには疎く、そして指摘をされても信じることはなかった私がしんどさゆえかその言葉に、「ああ、だからこんなに生きるのがつらいんだな」と納得したくらい。

 

そんな紆余曲折も経て、徐々に心が傾いていたイスラムへの改宗をしたことで今の夫ハムザとお互いを人生のパートナーと意識するように。

 

・2018年、マレー系マレーシア人と国際結婚。

 

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・2019年、マレーシアに永久(のつもり)移住。

 

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【現在の暮らし】

 

2019年4月よりマレーシアのスランゴル州にあるサテーが美味しい町カジャン在住。夫婦ふたり暮らしです。

 

 

▶こんな夫婦です

 

・私 だいたい専業主婦だけど、料理は苦手で嫌い。でも食べることは大好きなので(勝手)、我が家の料理担当は夫です。彼の料理はとても美味しくありがたい。その替わりと言ってはなんだけど洗濯と掃除、整理整頓が大好き。あとは毎日マレーシアについての文章を書いたり、ネコちゃんと遊んだり。

 

・夫 日本在住歴13年(和歌山8年/埼玉5年)の日本語と関西弁がネイティブの、マラッカ州出身マレー系マレーシア人。イスラム教徒です。世界一優しくて意志が強く、心も見た目も男前。こんな男性には人生でもう二度と出会えないと思うくらい何から何まで言うことなしの男前で懐の大きな人。そしてときどきかわいい一面もある。

 

【私が好きなマレーシア】

 

読者の方からたまに聞かれる、「マレーシアの何がそこまで好きなのですか?」という質問。マレーシアのだいたいは好きですが、トイレが嫌とか義家族大人数で集まった時のあの大所帯感にはいつまでも慣れないとか(笑)、道路に穴が多くて歩きにくいなど、小さく苦手な点もいくつかはあります。

 

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とはいえ、もう25年以上追いかけている大好きな国マレーシア。私がこの国のどんなことに心惹かれるのかについて、少し書いてみます。

 

▶マレーシアの都会よりも、少しのどかな町や田舎が好き

 

私はもともとマレーシアを旅していた頃から、「そんな田舎、どうやって行くの?」と言われるようなマレーシアの地方の田舎町が好きでした。

 

特に一人でマレーシアのあちこちを訪ねる旅を盛んにしていた20~25年前あたりはまだAirAsiaのような格安航空もなく、主な交通手段は長距離バスと鉄道。ろくに言葉もできなかったのに、スマホがないあの頃に地図一つでなんとか長距離バスと鉄道を乗りこなしてマレー半島やボルネオ島側のサバ&サラワク州の地方都市、そして小さな町や村をあちこち旅しました。

 

 

マレーシアのよさは地方都市や田舎に行ってこそ真髄を感じられるという気持ちは今も変わらず。一人でぶらぶらするタイミングができると、小さくて古い町並みを歩いてマレーシアのことをあれこれ知ることが、今も大好きな時間です。知れば知るほど、知らないことが出てくるのです。何かを知ると芋づる式に知りたいことが増えていく感じ。マレーシアは広く、そしてたくさんの文化や人の持つ魅力が詰まっている国です。

 

そして、2018年に国際結婚をしたマレー系マレーシア人の夫もマラッカ州のかなり田舎の出身ということもあり、私の何倍もマレーシアの田舎が好き。

 

夫と結婚をしたことで、これまでは知る機会の少なかったことを知るチャンスを得られています。また、夫は私がマレーシアのことで知りたいことを質問すると、こちらが知りたいことの10倍くらいの知識を提供してくれます。それも本当にありがたく感じています。

 

▶マレーシア・マレー系の伝統衣装や文化が好き

 

マレーシアは広い国、そしてたくさんの民族や文化が混在する国です。そんな中でも私が特に長く興味を抱き続けてきたことが、マレー系の人たちの文化についてです。

 

彼らの伝統衣装にはかなり昔から興味があり、マレーシアで開催される布や工芸品などのイベントにはできる限り足を運び、州やエリアで異なるマレー系のさまざまな風習や文化も少しずつ知識を得ています。

 

 

特に女性たちが着るBaju Kurung(バジュ クルン)については、旅で訪れていた頃からお店に足を運んだりした期間も含め、長い年数をかけて知識を増やしてきました。イベントやお店でバジュ クルンなどを吟味している時間は私にとってこの上ない幸せな時間です。

 

せっかく得られた経験や知識は、これからマレーシアを知っていきたい!という方に届くよう初心者にも分かりやすい記事でまとめています。

 

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▶マレーシアの伝統衣装バジュ クルンお買い物ツアー開催

 

また最近はその経験や知識を多くの方にも伝えられたらと、マレーシアでの在住歴が浅い方に向けてバジュ クルンのお買い物をサポートするツアーも開催しています。

 

 

最初は個人的にお買い物のご相談や質問を受けるくらいの内容から始めたお買い物のサポートだったのですが、だんだんと需要に合わせて数時間でお店をめぐるツアーに。毎回参加者の方からとても感謝していただいています。自分が好きゆえに積み重ねてきた知識がこんなにも人のお役に立てるのかと嬉しくも感じ、開催時は実は私自身が一番楽しませてもらっていると言っても過言ではないです。

 

お申し込みは通年で随時受け付けていますので、ご興味がある方はぜひ目を通してみてください。

 

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【このブログでつづっていること】

 

このブログでは旅と移住を経てマレーシアの各地を訪れて得られた、クアラ ルンプール(KL)などの都会では知り得ないマレーシアのちょっと変わった情報や、マレーシア人と暮らすことで触れられる面白くて楽しいマレーシアについてご紹介しています。

 

また、楽しいことばかりではなく時には私の視点から見たマレーシアやマレーシア人、イスラムについて感じたことなど、現実についても正直に記事にしています。旅で訪れただけでは知ることの少ないマレーシアの現実についてもできるだけ正直にお伝えしたいですし、読んでくださった方に何かを感じ取ってもらえるような記事を書いていきたいです。

 

こちらで暮らすようになってからはフルタイムで働くというスタイルから離れ、夫と穏やかで楽しい日々を送っています。日本で一人暮らしをしていた頃には感じ得なかったあまり欲がない暮らしに埋没していますので、正直私のブログには都会でのきらびやかなスポットやお役立ち情報はほとんどありません。そういう話題は若くてパワーのある方たちが良い記事や動画をたくさん発信してくれていますし、私の出番ではないかなとも正直感じています(笑)。ご了承ください。

 

【このブログを通して取り組んでいきたいこと】

 

大好きなマレーシアについて書きたくて始めたこのブログですが、昔から文章を書くことが大好きなこともあり、今ではマレーシアのことをつづる大切時間になっています。と同時に、このブログを読んでくださる方と良い出会いももたらしてくれる場所です。ブログやそこに紐づくSNSでも良いお友達ができたり、ここは私のとても大切な場所に育っています。

 

先ほどの自己紹介でも書きましたが、わりと健康に暮らしてきた人生だったのに40代に突入したあたりから病気がちになり、そこから数年は毎日を暮らすことが精いっぱいに。色々あって離婚も経験したり、頑張って働いても一人で暮らすことがしんどいと感じるようになったりと、人生つらいしんどいと思うことのほうが多くなっていた時期もありました。

 

そんなしんどさを感じた時期でも、マレーシアのことを考えたりマレーシアの人たちと関わることでいろいろなことを乗り越えてここまでこられたのが本音です。何よりも好きなことが一本柱としてあると、しんどい時期が訪れてそれに割く時間は減ったとしても倒れずにいられるものだなと思ったりしたのでした。それくらい、私にとってマレーシアは大きな支えの柱となっていたことは事実です。

 

ここまで人生をともにしているマレーシア。40代後半にして思いがけずマレーシア人と結婚もしてしまったし(いや本当に結婚は人生で予定外の出来事でした(笑))、これは一生の付き合いだと腹をくくっています。これからはこのブログの場を通して私が知り得たマレーシアの文化などをご紹介したり、そこからイベントなどにつなげて多くの方とリアルでもつながれる機会を生み出すことにも取り組んでいきたいです。

 

【最後に】

 

私とマレーシアのあれこれについて、書かせていただきました。

 

記事の更新頻度はゆっくりのブログにはなりますが、できるだけ皆さんの心に届くような記事を書いていくことを目標としていますので、温かく見守っていただけたら嬉しいです。そして、マレーシアの何かを深く知りたいという方への一助になれば幸いです。

 

(2025年1月記)