Saya Cinta Malaysia

マレーシアの文化や今昔のマレーシア旅。マレー系夫との国際結婚あれこれ。

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【イベントレポート】日本初のマレーシア映画祭「CineMalaysia 2013」が開催されました!

皆様、こんにちは。

 

2013年5月24日~31日、日本で初めてとなる「CineMalaysia 2013」が開催されました。私も準備期間からのPRなどを含め、開催期間の一週間お手伝いをさせていただきましたので、簡単ではありますがレポートをさせていただきます。

 

 

【日本初開催!マレーシア映画好き&マレーシア好きが集結した一週間】

 

日本ではまだまだ観る機会の少ないマレーシア映画。そのマレーシア映画を集結させた映画祭ということで、全国のマレーシア映画ファン、そしてマレーシアファンが会場に終結をした、とても中身の濃い一週間でした。

 

 

cinemalaysia.com

 

私は会場でのお手伝いを担当していましたので、開催期間中は会場である「オーディトリウム渋谷」に毎日通いました。期間中は、マレーシアやマレーシア映画・アジアのアートなどに所縁のある方が多く来てくださり、素敵な出会いや嬉しい再会に毎日楽しい時間を送ることができました。

 

そして映画祭としても大盛況となり、毎回とまではいかなくても満席となる作品も多かったです。

 

 
【多くのマレーシア人ゲストも来日!シャリファ アマニちゃんに会えた!】

 

私はずっと昔から故ヤスミン アフマド監督の作品が好きで、マレーシア映画に入るきっかけはヤスミン監督だったと言ってもいいくらいです。

 

malaysiacinta.net

 

malaysiacinta.net

 

そして、そのヤスミン監督の作品に多く出演しているのが、マレーシアを代表する女優であるSharifah Amani(シャリファ アマニ)ちゃん。そのキュートな容姿で、かわいらしい役はもちろん、目力を発揮した個性的な役もできたりと、とにかく色々な顔を持つ女優さんです。CineMalaysiaでは、そのアマニちゃんが主演する映画も公開されることとなっていたのですが、なんとその公開に合わせてアマニちゃんが来日!そして、劇場にてお話をすることができたのです。

 

静かな映画館のホールに、ふわーっと現れたバジュ クルン姿(マレーシアの民族衣装)のアマニちゃん。私はあまりに突然のことに、ぼーっとしてしまい、「あ、アマニちゃん。。。」といった感じのほわーんとした気持ちになり、5分10分経った頃やっと我に返って「アマニちゃん、写真を撮らせてもらえませんか。」と声をかけました。

 

アマニちゃんはとても気さくな方で、バジュ クルンを着ていた私を見て、「もちろん!一緒に撮りましょう!バジュ クルンどうしで!」と答えてくれた後、「あなたはマレーシア人?バジュ、とても可愛いわ~。」と、にこにこしながら話しかけてくれました。

 

 

アマニちゃんはいつ誰と居ても表情がくるくると変わって、本当に魅力的な女性でしたよ。ミーティング中のアマニちゃん。マレーシアのシンガーソングライターPete Teoさんとおちゃらけてみたり。カメラを向けるといつもこんな感じで私達を笑わせてくれるのでした。

 

 

【日本語が堪能すぎる旅する映画監督リム カーワイ監督】

 

他にもたくさんのマレーシアの方とお話をすることができました。皆さんとてもフレンドリーで、そしていつも明るい。

 

ずっと気になっていた、マレーシア人ぽくないマレーシア人(笑)、旅する映画監督とも言われるLIM Kah-wai(リム カーワイ)監督もご自身の作品が上映されるため、劇場に毎日来ていました。リム監督は日本語がとても上手で、というか、上手というより日本人みたいな違和感ない話し方で、目を瞑って話していたら絶対にマレーシア人と話してるとは思わないです(笑)。

 

気さくで面白いリム監督。日本語のジョークも本当にうまくて、関西人みたいでした。せっかく一緒に記念撮影したけど、国旗が逆という失態。。。すみません、マレーシアの皆様。

 

 

【マレーシアを感じられる上映作品の数々】


上映作品も、いくつか観させてもらいました。お手伝いした者の役得ですね。どの作品も良かったけれど、やはり私は作品の中から「マレーシアらしい風景」「マレーシア人らしい感情表現」が見て取れる作品に見入ってしまったかな。スクリーンを見つめながら、どんどんマレーシアに入りこんでいく。自分がその風景の中、空気の中に立っているかのような気持ちに何度なったことか。

 

この一週間、映画の中で、そして会場で存分にマレーシアに浸かっていられた、そんな時間を過ごしました。

 

【最後に】

 

今度このような映画祭はいつ開催されるのか。マレーシア映画は素敵な作品がたくさん眠っているので、ぜひ日本の皆さんにも観ていただきたいと思っています。そして今回、貴重な時間を共有できた皆様に心からお礼を述べたいです。ありがとうございました。