皆様、こんにちは。
マレーシアはもうすぐイスラムの断食月(ラマダン)明けの大祭、Hari Raya(ハリ ラヤ)を迎えます!今日はハリ ラヤを迎えるにあたってマレーシアのご家庭で準備されているお料理の数々を少しご紹介したいと思います。
【珍しい赤貝を使った郷土料理が登場】
今日は一日、マレーシアに住む友人、そして里帰り中の友人からハリ ラヤに振る舞うためのお祝い料理写真ばかりが送られてきました。明日はハリ ラヤですから、いよいよということで、どのお家もお母さんと共にキッチンフル稼働のようです。
マラッカ在住のハムザさんからは、お母さんと共にキッチンで赤貝のRendang(ルンダン)を作る様子が送られてきました。
Photo by Hamza
赤貝のルンダンは最近は作る人がめっきり減ったらしく、あまり食べられないのだそうです。私もマレーシアで赤貝のルンダンえお食べたことないと思います。美味しいんだそうですよ。
キッチンの様子も送ってきてくれたのだけど、とても可愛いキッチン…。
Photo by Hamza
【2021.03追記】
「ハムザさん」なんてずいぶん他人行儀な呼び方してますが、その後2018年に私の夫となりました。この当時は、純粋にお友達関係でした(笑)。
そしてこちらもハリ ラヤのお祝い料理として欠かせない、中にお米がぎゅっと詰まっているKetpat(クトゥパッ)。クトゥパッはフォトジェニックな形状でかわいいなあ。
Photo by Hamza
【大量に積み上がった網み網みロティの山!】
さらに、私が好きな東海岸のKelantan州(クランタン州)の町Kota Bahru(コタ バル)に里帰り中のシャヒルくんからも美味しそうな写真が届きました。
こちらはRoti Jala(ロティ ジャラ)。Jalaはマレー語で網を意味します。カレーがよく絡む網状のロティはマレーシアではお祝い事のお料理に登場するほか、軽食としておやつにも出されたりします。
Photo by Syahir
写真からは伝わりませんが、実はこれ、冷房の効かない熱気むんむんのキッチンでお友達と共に作っているのだそうです。この先どれだけ作るのかなあと思って聞いてみたら、これでもまだ二割だけだそうです。いやあ大変だ!
Photo by Syahir
ちなみに、黄色と緑色と二種類作っていますが、何か意味があるのかなと尋ねてみたら特に意味はないそうです(笑)。「気分で作ってるよ~。」と緩いお返事が返ってきて、とっても癒されました。
【最後に】
ご紹介したのは、たまたま友人から送られてきたお料理で、本当はハリ ラヤの食卓にはこれ以外にも様々なお祝い料理が並びます!いつかそのお祝い料理をマレーシアで味わってみたいと思いながら、友人達のハリ ラヤ準備を楽しく拝見しました。
あと少しですね!皆様、良いハリ ラヤをお過ごしください。Selamat Hari Raya!!