マレーシアで一度は食べたい真っ赤なスープカレーAsam Pedas（アッサム プダス）

皆様、こんにちは。

マレーシアは美味しい料理が山ほどありますが、今日は私がマレー料理の中で一番好き！と言ってもいい料理をご紹介します。

【真っ赤で酸っぱ辛いスープカレー、アッサム プダス】

私が一番大好きと言っても過言ではない料理、それはAsam Pedas（アッサム プダス）です。マレー系の料理で、こんな真っ赤なお料理なのです。

アッサム プダスは酸味（アッサム）と辛み（プダス）がミックスしたスープで新鮮な魚介を煮込んだ、さらさらとしたスープカレーのような見た目。

スープとお魚を白いご飯の上にかけて混ぜながらいただくのが食べ方のスタイルで、付け合わせとして野菜や塩たまごも一緒にいただくのが一般的です。

【ムラカ州とジョホール州の贅沢郷土料理】

このアッサム プダス、マレーシアでも特にMelaka州（ムラカ州）とJohor州（ジョホール州）の海沿いを中心に食べられることの多い、主にマレー系のマレーシア料理です。

crea.bunshun.jp

この二つの州以外でも提供をしているお店はありますが、やはりKL（クアラルンプール）のような都会のお店でいただいても、本場で食べるような美味しさにはなかなか出会えないことがほとんどです。

お魚の新鮮度も味の重要なポイントになりますので、ぜひぜひムラカ州やジョホール州の、特に海沿いを訪れた際に食べておきたいマレーシア料理です。

【賑わうアッサム プダス専門店の様子】

と、いくら文章で説明しても100％の美味しさは伝わらないと思うので、夫ハムザが昔々まだ独身でMelaka（ムラカ／マラッカ）在住だった頃に撮影してくれたマラッカタウンの中心にあるアッサム プダス専門店「ASAM PEDAS JR」の様子をご覧ください！

アッサム プダスを煮込んでいる様子や、マレー系のお客さんたちで賑わう店内の様子が楽しめます。この動画を観ると、今すぐマラッカに行ってアッサム プダスを食べたくなりますね。

youtu.be

【マラッカ観光で行くならこのアッサム プダス専門店がオススメ】

マラッカで食べてみたいという方。マラッカへの旅は比較的皆さん短い日程で、あまり移動に時間をかけられないという場合が多いようです。

そんな旅でアッサム プダスを食べたいなら、この三店がオススメです。

「ASAM PEDAS JR」

マラッカタウンのまさに中心。Jonker Street（ジョンカー ストリート）からもすぐのマラッカタワーなどがある広場の真ん前なので、歩いて行けることが魅力です。

「ASAM PEDAS POKOK BESAR」

地元の人でいつも満席状態のこちらのお店。ジョンカーストリートからは車で数分ですのでアクセスも良いです。

「Perhentian Kuih Kampung」

最後は以前にお菓子Kuih（クエ）の記事でご紹介しているこちらのお店です。このお店、クエも美味しいのはもちろんですが実はアッサム プダスもとても人気メニュー。

malaysiacinta.net

マラッカタウンの中心からは外れる端に位置しますが、車なら数分です。

【夜ご飯だけじゃない！朝も昼も登場するアッサム プダス】

ムラカ州の人達はこのアッサム プダスが本当に好きなようで、昼間にNasi Campur（ナシ チャンプル）のお店に行くとカレーや惣菜と並んで必ずこのアッサム プダスがあるのです。

また、朝ご飯にRoti Canai（ロティ チャナイ）やLempeng（レンペン）を食べに行っても、付け合せがカレーではなくこのアッサムプダスが出てくるお店が多いのも、ムラカ州やジョホール州の特徴です。

マラッカの旅で朝ご飯に寄ったお店でレンペンを食べたらアッサム プダスがついてきて、それがまたすごく美味しかったのです。

私だけがそう思ってるのかと思ったら、一緒に食べたハムザも「美味しい！」と言っていたので、やはり地元の人達はアッサム プダスに対して非常に情熱を注いでいるのだなあと改めて感じたりして。

あまりに美味しかったから、お鍋に入っているアッサム プダスを撮らせてもらったのでした。お店のおじさん、真剣にアッサム プダスに見入る日本人の私を珍しがって、蓋を開けてくれたり、説明してくれたりしてすごく良い方でした。ありがとうございます！

【最後に】

とても美味しいのに、実はあまり知られていない郷土料理アッサム プダス。知ることがあっても、辛いのでは？と敬遠してしまってる方も実は多いと想像しますが、食べてみると辛いだけではなく味わい深い美味しさ、そしてお魚の新鮮さも味わうことができます。

マラッカ観光の際に、ぜひ一度食べてみてください。