国境の町ジョホール バルにある小さなサラワク州「Pasar Borneo」

皆様、こんにちは。

 

マレー半島最南端Johor州(ジョホール州)にある町Johor Bahru(ジョホール バル)、通称JB。シンガポールと国境を接するこの町に、ボルネオ島・Sarawak州(サラワク州)の料理が食べられるエリアがあることをご存じですか。

 

今日は、そんな知る人ぞ知るエリアをご紹介します。

 

 

サラワク州の食材が揃う市場「Pasar Borneo」】

 

JBにはサラワク州出身の人達が集うエリアがあり、そこではサラワク州エリアで入手できる食材や本格的な味のサラワク料理がいただけるとのこと。

 

当然ですが、マレー半島からボルネオ島へは飛行機に乗らないとアクセスはできず、普段マレー半島で暮らしているとなかなかサラワク州に足を踏み入れることはできません。そんな、少し距離があるサラワク州をここJBで感じられるなんて!ということで早速行ってきました。

 

「Pasar Borneo」、訳してボルネオ市場です。

 

 

 

ボルネオ島の野菜やサラワク州の発酵漬物も!】

 

このPasar Borneoでは、ボルネオ島の野菜として親しまれているサラワクベジと呼ばれている野菜や、サラワクの発酵漬物などが売られています。

 

あいにくこの日は市場開催日ではなかったため営業していたお店はまばらでしたが、少ないながら出店していたお店の人とお話をして色々と教えてもらいました。もちろん、お店の人もみんなサラワク出身の方達。おもしろいですね、こんな場所があるなんて。

 

 

これがサラワクの発酵漬物。少し食べさせてもらいましたが、ピリ辛で塩気が多く、白ご飯にとても合いそうでした。


 

お店のおじさんは私のことを最初韓国人だと思ったようで、「これはサワラク キムチだ」と。そのおじさんはお仕事で少しの期間韓国で働いていたことがあるそうで、それもあり「キムチ」を知っていたのだそうです。確かに、キムチに似た酸味と辛さがあるので、「サラワク キムチ」はいいネーミングだなと思いました。

 

そしてこれはサラワクの唐辛子。小さくて可愛いです。普段マレー半島で見慣れている青唐辛子より青みが薄いですが、やはり小さいのでとても辛いのだそうです。

 

 

そこかしこにニャンコもいます。子猫があっちこっちから出てきて可愛いのなんの。抱っこしていたら、お店のお姉さんが「連れて帰ったら?」と。連れて帰りたいね、できることなら!

 

 

【サラワクと言えば!のサラワク ラクサも楽しめる】

 

このPasar Borneoに隣接したショップロットには何軒ものサラワク料理店が並んでいます。もちろん、サラワクと言えば、のSarawak Laksa(サラワク ラクサ)もあります。

 

 

サラワク ラクサは、食べるお店がマレー系か華系かでも違う感じの仕上がりで出てくることが多く、私自身まだどれが正解のサラワク ラクサなのかというはっきりした結論にたどり着けていないのですが、ピリ辛で黒胡椒が効いていて錦糸卵が乗っている、というのは共通点なのかなと思っています。

 

マレーシアは、マレー半島そしてボルネオ島と様々な味のラクサがありますが、私はやはり好きなラクサはAsam Laksa(アッサム ラクサ)、そしてもうひとつがこのサラワク ラクサです!

(この字面…ワとかラがとても多くて、本当に読みずらいですね…。)

 

【サラワク料理として押さえておきたい麺料理コロ ミーもいただける!】

 

そして、サラワク ラクサを食べて30分も経っていませんでしたが、サラワクと言えば…の麺料理Kolo Mee(コロ ミー)も見つけまして、これは食べておきたいといただきました。

 

コロ ミーは海鮮や肉のそぼろを麺と油で和えていただく料理で、やはりサラワク州以外では頻繁にはお目にかかれません。

 

 

タレが良い感じの塩加減で、混ぜていただくととても美味しかったです。まさかJBで本格的な味のサラワク麺料理を二つもいただけるなんて。

 

いただいたのは、こちらのお店「Restoran Original Sarawak Kolomee」です。


 

 

 【サラワク料理店はサラワク民達の憩いの場だった】


このコロ ミーをいただいたお店で、私達の後ろに7~8人のおじさん達のグループが座っていたのですが、どうもマレー語を話していないように聞こえて。私のマレー語力はかなり低いため、分からないだけかな?と思い友達に聞いてみたら友達も、「何を話しているか分からない。」と。マレー語、中国語、英語を日常的に使用しているその友達曰く「タガログ語みたいにも聞こえるけど、サラワクの原住民族の言葉ではないだろうか。」と予想していました。

 

彼らがどのような事情でこのJBで暮らしているのかは分からないのですが、こうやって故郷の人達で懐かしい味を求めて集まり、一緒に食事をしながら長々とおしゃべりとすることは、彼らにとってとても大切な時間なのだろうなと感じました。

 

【最後に】

国境の町JBに突如として現れる小さなサラワク州、Pasar Borneo。規模はそんなに大きなわけではありませんが、ぎゅっと凝縮されたサラワク州ボルネオ島の雰囲気を味わうことができます。興味がある方はぜひ、訪れてみてください。