Saya Cinta Malaysia

マレーシアの文化や今昔のマレーシア旅。マレー系夫との国際結婚あれこれ。

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マレー系マレーシア人男性との国際結婚手続き【1】

皆様、こんにちは。

 

どこの国の人と結婚をしても大変と言われる、国際結婚の手続き。私の夫はマレーシア国籍の「マレー系マレーシア人」ですので、そのマレー系マレーシア人男性との結婚手続きについて記録しておきます。

 

 

【「マレー系マレーシア人男性×イスラム改宗済み日本人女性」結婚手続き 全記事】

 

手続きは色々あるため、記事は全3記事としています。順を追ってお読みください。

 

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私達は「マレー系マレーシア人(イスラム教徒)男性×イスラム改宗済み日本人女性」という組合せでの結婚です。

 

 

マレーシア人×日本人の結婚と言っても、民族や宗教が違うと何通りも手続きが存在し、また、マレーシア人のマレーシアでの居住地(というか登録地)によってもパターンが変わり、さらにはどこに居住しての手続きかによっても書類が変わってきます。そして、男女の立場が入れ替わるとさらに変更点もあります。本当に面倒すぎですね。

 

ですのでこれがスタンダードというわけではないのですが、手続きの一つの手順として参考にしていただければと思います。

 

【「マレー系マレーシア人男性×イスラムに改宗済み日本人女性」の結婚手続き手順】


1) 日本もしくはマレーシアにて婚姻手続きを行う。
2) 1)の手続き完了後、モスクにてニカー(イスラム婚姻誓約式)を執り行う。
3) 2)が完了後、マレーシアにおいてイスラムでの婚姻登録を行う。
4) 1)でどちらの国で先に婚姻手続きをしたかによって、まだ行っていない国での婚姻手続きを行う。

5) (その後どちらかの国で在住する場合)配偶者VISAの申請を行う。

 

2018年現在のマレーシアの法律及び、マレーシアのイスラム法ですと、マレーシアで先に婚姻手続きを行うほうが時間を要します。日本居住の者がマレーシアに長期滞在、もしくは何度もマレーシアを訪れなくてはならないなどの手順となり、日本で仕事をしている場合などはたびたびの休暇が必要となり、難しいのが現実です。

 

ただし、どうしてもマレーシアでニカーを行いたい場合はマレーシアで先に婚姻手続きを行う必要があります。逆にそこにこだわらないのであれば、日本での婚姻手続きを先に行い、その後日本でニカーをすることがニカーまでの最短ルートとなります。

 

今回私達はニカーまでの最短ルートを優先し、以下のような手順で手続きを行うこととしました。

 

【日本で先に婚姻手続き→日本でニカーを行う→マレーシアで婚姻登録 手続き手順】


1) 日本の役所にて婚姻届けを提出・手続きを行う。
2) 1)の手続き完了後、日本のモスクにてニカー(イスラム婚姻誓約式)を執り行う。
3) 2)が完了後、マレーシアにおいてイスラムでの婚姻登録を行う。
4) マレーシアでの婚姻手続きを行う。

5) (その後どちらかの国で在住する場合)配偶者VISAの申請を行う。

 

私の場合は結婚前の2016年にイスラムへの改宗は済んでいるのでその手続きは不要でしたが、結婚のお話が出てから改宗を行うというケースの場合は、マレーシア側で揃える書類の必要上、1)前に改宗手続き(シャハーダ)が必要となります。

 

別記事にて詳しく記載しますが、簡単に「1)の手続き」と書いていますが、この「1)の手続き」にたどり着くまでの書類の用意等が一番面倒です。

 

今回はここまでの説明です。次記事にて書類の用意について記載します。

 

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