皆様、こんにちは。
2019年四月、ハムザと私のマレーシア暮らしがスタートしました。
【永久移住に際して運んだ荷物の量】
一年半勤めていた会社を三月で退職し、部屋を引き払うために時間を費やし…た感じでもなく、三月は台湾で東南アジアに暮らす友二人と現地集合で遊びに行ったり、ハムザと関西に遊びに行ったりとわりと旅三昧であまり部屋にはいませんでした(笑)。
四月に入ってようやくハムザと共に我が家に帰り、荷造りをスタートしました。
普段からスッキリと暮らしているつもりではいたけれど、どうしても捨てられないものとか(主にマレーシア関連…)必需品はまあまあな量があり、二人でAirAsiaの荷物最大重量40Kg×二人=80Kgと、機内持ち込み7Kg×二人=14Kgで100Kg近くを運び、急がないもの&壊れないものは船便で30Kg×三箱を持ち出しました。
自分で言うのもなんですが移住にしては少ない方だと思います。いつか帰ってくる移住じゃないからね、(一応)永遠に帰らない移住です。
【五年暮らした部屋とのお別れ】
約五年暮らしたこの思い出深い部屋ともお別れです。私はわりとのんびりと生きてきたほうで、仕事の忙しさや大変さはそれなりにあったけど、それでも40歳までは病気ひとつせず、のほほんと生きてきたなあと思います。
それが40歳を過ぎてからなぜか急にばたばたと色々あり、特にこの部屋に移り住んでからは、乳がんの手術を二回して治療で苦しい時もあったり、大好きな人とお別れをしたり、イスラムに改宗してあれこれ悩んだり。
そのあれこれを毎日うんうん唸りながら苦しんで悩んで、そして毎回立ち直って楽しい時間もたくさん過ごしたのがこの部屋です。
可愛いネコちゃん、メラちゃんやクロちゃんが引っ切りなしに私の様子を見に来てくれて(笑)、毎日本当に楽しい時間をもらいました。
ハムザとの思い出もたくさんあって、この部屋で毎日、友達なのになぜか毎日LINEをしたり、友達なのになぜか結構な喧嘩をしたり。気が付いたらハムザはこうして私の中にいたのよね(笑)と思っています。
私の人生で、こんなに密度が濃くて思い出深い部屋はないなあと、今思い返しても涙が出てきてしまいます。最後に全てを運び出して空っぽになった部屋を見て、一人だったらきっと我慢できなくて泣いてしまっていたかも。でも、ハムザもいてくれたし弟も一緒にいてくれたので泣かずに部屋を後にすることができました。
【眺めが最高な新居での暮らしがスタート!】
新居はSelangor州(スランゴル州)の郊外。ハムザが色々考えて、私でも暮らしやすい部屋を選んでくれました。窓からはこんな景色が毎日眺められて、朝も昼も鳥のさえずりがたくさん聴こえてきます!ニワトリさんのコケコッコーもたくさん聴こえてきます。
まだ部屋にはベッドとソファとタンスくらいしかなくて、不便なことを二人で毎回解消していく感じの暮らしですが、これから二人で暮らしを築いていくのがとても楽しみです。
【マレーシアならでは!ネコちゃんだらけのご近所】
新居の環境は程よく田舎な感じで、KL(クアラ ルンプール)みたいな都会が苦手な私にはとっても良い環境です。
家の隣のMamakやランドリーには可愛いネコちゃんがいっぱいだし、駅から家までの10分の道のりも昔からあるのだろうなあという集落が続いていて、私が大好きな「ドアのない店」がたくさんあります笑。
マレーシアは、こういうお店でご飯を食べるのが一番美味しいと思っているので、歩いているだけで楽しい!暮らしが落ち着いたら端から一軒ずつ制覇していく所存です!
昔から私が大好きなマレーシアは、こんな感じの風景だったりします。
【最後に】
ずっと大好きだったマレーシア。とは言え、「住みたい」と思ったことは実は一度もなかったのに、ひょんなことから暮らしがスタートしてしまったというのが正直な今の気持ちです。
でも、この大好きな風景の中に毎日いられるのだと思うと本当に感無量だし、マレーシアにスムーズに移住ができるようたくさん助けてくれたハムザに感謝の気持ちでいっぱいです。
いつも本当にありがとう。そして、これからどうぞよろしくお願いします。