Saya Cinta Malaysia

マレーシアの文化や今昔のマレーシア旅。マレー系夫との国際結婚あれこれ。

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野菜たくさんのNasi Campur(ナシ チャンプル)!バンギ「Kedai Makan Cantik」

皆様、こんにちは。

 

KL(クアラ ルンプール)から車で50分ほど南下したSelangor州(スランゴル州/セランゴル州)の町、Bangi(バンギ)。マレー系マレーシア人が多く暮らしていることから、マレー料理の名店が多いエリアです。

 

今回はそのマレー系グルメタウン、バンギで頭角を現している美味しいNasi Campur(ナシ チャンプル)店をご紹介します。

 

 

【ナシ チャンプルはどんな料理?】

 

まずナシ チャンプルとは?ですが。

 

 

マレー語でNasi(ナシ)はご飯、Campur(チャンプル)は混ぜる、を意味します。白いご飯の上に自分の好きなおかずなどを乗せていただくご飯ですが、ずらりと並んだお料理は食べ放題ではなく、盛ったおかずで課金されていくというシステムです。

 

 

お肉やお魚、野菜からカレーや煮込み料理などお店によって種類は様々ですが、マレーシア人達のランチや大家族の家計を支える定番料理なのです。

 

私のブログをいつも読んでくださっている方はすでにお読みいただいているかもしれませんが、こちらの記事でナシ チャンプルについて詳しく記載しています。

 

malaysiacinta.net

 

ですので、今回は簡単な概要だけとし、さらに知りたい!という方はぜひ、過去記事リンクをご参照ください。

 

【マレー料理激戦区バンギで人気急上昇!「Kedai Makan Cantik」】

 

上記の記事でもご紹介している通り、このバンギには美味しいマレー料理のお店がたくさんあり、ナシ チャンプルもその一つです。

 

そのバンギで新しくオープンしてから一年ほどであっという間に人気店となったのが、今回ご紹介する「Kedai Makan Cantik」です。

 

 

 

オープンした当初は小さなスペースのみでしたが、あっという間に人気店に。今は隣の空き店舗もレンタルしてぶち抜き、広々とした店内に。

 

 

それでもわりといつも満席という人気ぶりです。

 

【野菜メニューが盛りだくさん!圧巻のお料理コーナー】

 

こちらのお店の人気の理由。それはなんと言っても、お料理の種類の多さと新鮮度です。

 

 

ずらりと並んだカレーやスープ系のおかず、お肉やお魚も種類豊富で味のバリエーションも多いのが嬉しい。

 

 

そして、私が個人的にとても気に入っているのがお野菜のおかずの多さです。

 

 

マレーシアでたくさんのナシ チャンプル店を訪れていますが、ここまで野菜を使ったおかずが多いところは珍しい、と思うほどいつも種類が豊富!

 

 

マレーシアだと気候の問題もあってか油を使用して調理するものがどうしても多くなりがち。ですが、こちらの野菜料理は油なしの生でのサラダ的なおかず、もしくは油は本当に少量というおかずが多いのも嬉しいポイントです。

 

 

【一人でもグループでも楽しめる食べ方色々】

 

ナシ チャンプルは基本的には一人一皿でご飯とおかずを好きに盛る、というスタイルですが、例えば複数人で行った場合など、皆で色々な料理を楽しむためにお料理を別皿に盛ってもOKです。

 

 

ご飯をよそうコーナーにあるお皿は自由に使って問題ありませんので、例えばカレーやスープ、おかずを一種類ずつお皿に用意。そして白いご飯は人数分用意して皆でいただくこともできます。

 

 

【ローカルお菓子やカットフルーツも充実】

 

ナシ チャンプルが美味しい!とご紹介していますが、こちらのお店はお菓子などのスイーツコーナーも充実しています。

 

お料理とは別で設けられたテーブルにずらりと並ぶ、マレーシアのローカルお菓子Kuih(クエ)。

 

 

パック詰めされているので、買って帰っても良いしもちろんテーブルに持って行って食後にいただくのもいいですね!

 

カットフルーツもいつも売られており、我が家は買って帰ることもわりとあります。マンゴーやドラゴンフルーツ、パパイヤは毎回甘くて当たりが多いので気に入っています。

 

 

いつもあるわけではないけれど、タイミングが合うと売られている甘酒のような味のお菓子Tapai(タパイ)もあります。この時はキャッサバ(タピオカ)を発酵させたTapai Ubi(タパイ ウビ)が並んでいました。

 

 

タパイって何?という方に簡単に豆知識。

 

タパイは酵母菌でお米を発酵させたデザートで、味はまさに日本の甘酒!お酒のような味わいなのですが、お酒NGであるイスラムの人達が好んで食べる魅惑デザートです(笑)。

 

このような可愛い見た目で、葉を開いて中身をいただきます。

 

 

お米を具とするものはTapai Pulut(タパイ プルッ)と呼ばれています。Pulut(プルッ)はマレー語で、もち米の意味。お米以外には先ほど登場したキャッサバもあります。

 

 

とても美味しいし、甘酒が好きな方なら日本の懐かしい味を堪能できますので、見つけたらぜひトライしてみてください。

 

【最後に】

 

バンギエリアで人気急上昇のナシ チャンプル店「Kedai Makan Cantik」をご紹介しました。

 

マレー料理を色々試したいと思う方、ずらりと並んだ中から気になるものを少しずつ試してお気に入りを見つける、というのもいいでしょう。

 

マレータウンのお店ということもあり店内のお客さんはほぼ99%マレー系マレーシア人ですが、お店の人達も親切で居心地の良いお店です。機会があればぜひ訪れてみてください。