皆様、こんにちは。
マレーシアの中心地KL(クアラ ルンプール)でおいしいBiryani(ビリヤニ)が食べられるところと言ったら、やはりインドやパキスタンなどから来ている人たちが多く集うエリア。
今回はKLの中心にあるインドタウン、Brickfields(ブリックフィールズ)でおいしいビリヤニが食べられるお店をご紹介します。
- 【ビリヤニはどんな料理?】
- 【ブリックフィールズのビリヤニ専門店「MY81 Hyderabad Dum Biryani」へのアクセス】
- 【店内はリトル パキスタン】
- 【メニューと注文方法】
- 【パラッとしたご飯とスパイスの相性抜群なビリヤニ】
- 【おすすめの訪問時間と注意点】
- 【最後に】
【ビリヤニはどんな料理?】
まずビリヤニって何?という方もいらっしゃるでしょう。
ものすごく簡単に説明すると、インドやパキスタンなどで広く食べられているスパイシーな炊き込みご飯です。
お店、そしてお好みによって付け合わせなどは変わってきますのでこちらは一例としてのひと皿。
こちらで少し予習をしてみるのもおすすめです。
【ブリックフィールズのビリヤニ専門店「MY81 Hyderabad Dum Biryani」へのアクセス】
今回ご紹介する「MY81 Hyderabad Dum Biryani」はKLの中心にあるインドタウン、ブリックフィールズに位置します。
最近は旅行で訪れた方は必ず足を運ぶエリアと言ってもいい観光名所となったブリックフィールズですが、このお店は観光客がよく訪れるメインストリートのエリアからは少しはずれた、ヒンドゥー寺院やその関連会館などが立ち並ぶ通りにあります。
Hyderabad(ハイデラバード)はインド南部にある都市の名前なのですが、インドでビリヤニがおいしい場所として知られています。
この通り、店名にその「Hyderabad」が付くお店や似たようなビリヤニのお店がいくつかあり、GoogleMapでもいくつかヒットします。お客さんの入り具合から見てどこもおいしいのではないかと想像しますが、今回ご紹介するお店は「MY81」と看板が付いていますのでお間違いなく。
【店内はリトル パキスタン】
先ほどハイデラバードはインドの地名とご説明しましたが、このビリヤニはインドと同じくパキスタンでも広く食され、パキスタンの人々がビリヤニにかける情熱もかなりなものです。
KLには多くのパキスタン人が暮らしていますので、ビリヤニ店が点在するこのエリアには多くのパキスタンの方がおいしいビリヤニを求めて集まってくる、という事情があります。
そのため、このビリヤニ屋さんの中はインドというよりはパキスタンの雰囲気が色濃くなっています。お客さんもほとんどがパキスタン人でお店の中は完全なるパキスタン ワールド。
店内ではマレー語は通じづらく(もしかしたら通じないかも)、パキスタンの方が話しているウルドゥ語と英語が主流。スタッフさんはマレー系マレーシア人のハムザとHijab(ヒジャブ)を巻いた私たちの姿を見ると英語で話してくれました。
【メニューと注文方法】
ビリヤニの注文はとてもシンプルですので、食べたいビリヤニが定まれば難しいことはありません。
こちらのメニュー右側一列がビリヤニのメニューです。定番のチキンやマトン(羊/山羊)などをはじめ、マッシュルームやエビなども。
オーダーはカウンタ―に沿って並び、順番が来たらお兄さんにお肉か(チキンやマトン)、またはベジなどメインのビリヤニを伝えます。
この大きなお鍋で炊き上げられたビリヤニがお皿に盛られ、それにお肉なども付く場合は上から乗せてくれます。
ビリヤニに卵は非常に合う(と私は思っている)ので、卵もつけました!卵はデフォルトのお店も多いですが、ここは別添えですのでディスプレイにあれば指差しをすると後乗せしてくれます。
あとはそのままカウンターを進み、レジでお会計をしたら終わりです。とても簡単!
【パラッとしたご飯とスパイスの相性抜群なビリヤニ】
ビリヤニに使用されるご飯は非常に細長い長粒米のバスマティ ライスを使用します。このバスマティライスは日本米と比べるとかなり水分が少ないため、炊き上がったご飯はかなりパラッとした食感が特徴です。
ビリヤニの味の決め手はこのご飯のパラッ感とスパイスのバランス、と常々私は感じています。
こちらのお店のビリヤニはスパイスがしっかり効いていながらもご飯のあっさりとした炊き上がり具合のバランスが良く、とてもおいしくいただけます。
ここに限らず、ビリヤニのお店はどこに行ってもひと皿にかなり山盛りに乗せられてその量に焦るのですが、見た目に反してご飯が軽いからかたくさん食べられてしまいます!気が付くと結構食べていたなんてこともある、とても危険な料理とも言えますね(笑)。
【おすすめの訪問時間と注意点】
こちらのお店は夜まで営業していますが、ビリヤニを目当てに行くのであればお昼時から夕方あたりまでの訪問がおすすめです。
前日の夜からの仕込みに始まり、朝から炊き上げたふわっとした食感も残るおいしいビリヤニを食べられるのは夕方くらいまで。夕方以降で行くとご飯の柔らかさも少し落ちますし、売切れのこともあります。ぜひ早めの時間での訪問が吉です。
【最後に】
KLの小さなパキスタンワールドでいただく、本場の味そのままのおいしいビリヤニ。
ちょっとディープなお店ではありますが、通な方も初めていただく方もきっと満足する味ですのでぜひ食べてみてください。