
皆様、こんにちは。
家庭やレストランなどで日常的に紅茶をいただける国マレーシア。最も知られる老舗紅茶ブランド「BOH」(ボー)の商品をお土産などでいただいたことがある、という方も多いのではないでしょうか。

マレーシアでは高価なものから安価なものまで、たくさんの紅茶の茶葉、そしてフレーバーなども加えた紅茶商品が売られています。
今回はそんな紅茶大国マレーシアで、ずらりと並んだ紅茶アイテムのなかにひっそりと埋もれがちだけど実はおいしい紅茶、「Teh Wangi Ros」(テー ワンギ ロズ)をご紹介します。
日本ではあまり見かけない紅茶ですので、紅茶が好きな方はもちろん、ちょっと変わったお茶を探している方にもおすすめしたい商品です。
【Teh Wangi Ros|商品概要】

「Teh Wangi Ros」の読み方はテー ワンギ ロズ。
「Teh」はマレー語で紅茶、「Wangi」は香り高いという意味。そして「Ros」はお花のバラを意味しますので日本語にすると「バラの香りの紅茶」ですが、後ほどのご説明をお読みいただくと分かりますが、厳密には本当のバラではなく「バラのような香り」を表現しています。
ブラックティーにバラの香りを加えたシンプルなフレーバーティーでマレーシア人の間では長く親しまれている紅茶ですが、お店などで提供されることは少なく、家庭で楽しまれることが多いです。
そして後ほど詳しくご紹介しますが、いずれの商品も安価で求められることも魅力。茶葉、ティーバッグともに家庭で消費するような一般的な容量サイズのものはどれもRM10以下で購入できます。
【味と香りの特徴】
フレーバーティーと聞くとお茶そのものよりも足された香りが強いことがあり苦手、という方も一定数いらっしゃるのですが、このテー ワンギ ロズの一番の特徴は、やさしくそしてさわやかさもあるほんのりとしたバラの香りです。
香水のようなクセの強さは一切なく、お湯やお水を注いだ瞬間にほんのり香る程度。そして、実際に味わってみると一瞬さわやかな香りが感じられるものの、その味にもクセはなくすっきりしたブラックティーです。

最初の一口でさわやかさを感じながらも後味にほのかな甘みを感じることもあり、ストレートでも飲みやすいです。ホット、アイスのどちらでもおいしいと感じられる、南国マレーシアの気候に合った紅茶で、個人的にはフレーバーティーのなかでは一番好きな味。
【Ros(バラ)の香りの正体とは】
「テー ワンギ ロズ」と名前に「バラ」の名称を冠していますが、実はやわらかな香りのその正体はバラではありません。

バラの香りを醸し出すその成分は「ゼラニウム」。日本ではニオイテンジクアオイと呼ばれることもあるお花です。
香り:バラに似たフローラルな香りが特徴
用途:ハーブティー、アロマオイル、石けん、化粧品、料理の香りづけ(葉は香りを移したら取り除く)など
効能:心身のリフレッシュ、ホルモンバランス調整、スキンケア、抗菌・抗炎症作用など
【おすすめの飲み方】
味の特徴でも説明したとおり、そのままでおいしいのがこの紅茶の魅力!ということで、一番おすすめの飲み方はストレートでいただくこと。ホットでもアイスでも、ほんのりと香るさわやかでやさしいバラの香りをそのまま楽しめます。

甘みが欲しい方は少量の砂糖を加えると、バラの香りが少し引き立っておいしいかも。
また、マレーシアらしい飲み方としてはコンデンスミルクを加えてミルクティーでいただくのもおすすめです。コンデンスミルクを加える際は混ぜた後に香りが控えめになりますので、少し濃いめに淹れるのもいいでしょう。
【おすすめの商品】
テー ワンギ ロズはいくつかのメーカーから容量も幅広く販売されていますが、特によく見かけるものやおすすめ商品をご紹介しましょう。パッケージはいずれもレトロでかわいらしいデザインが多く、私がこの紅茶を好きな理由の一つと言っていいです。
▶ティーバッグか?茶葉か?仕様に注意
各社から出ている商品のいずれも以下のような仕様がありますので、購入の際はその仕様と容量や入数をよく確認しましょう。
・2~3杯サイズのティーバッグ ポットでいただきたい、ボトルでアイスドリンクにしたい方
・茶葉タイプ 香りを楽しみたい方
▶安定の定番商品|「Cap Masjid」ブランド
モスクの絵柄が特徴の「Cap Masjid」ブランド。最もよく見かける定番商品で、香りもよく安定したおいしさで気に入っています。


茶葉タイプとティーバッグタイプがあり、ティーバッグタイプは35パック。茶葉タイプは最小サイズが40gでだいたいRM1~RM1.50程度で売られていますので、試しに買ってみたい場合やお土産などにもおすすめです。
▶マレーシア人に愛される「888」ブランド|フレーバーも豊富!
Kedah州(ケダ州)発祥のブランド「888」ブランド。マレーシア人のなかには、この888のテー ワンギ ロズが一番好き!というファンも多い定番ブランドです。


定番の商品は茶葉タイプとティーバッグタイプがあり、サイズも豊富です。ティーバッグは何杯もいただけるポットタイプと手軽な一杯用の両方があるのも嬉しい。お土産用には小分けにしやすいティーバッグがあると助かりますよね。


また後ほど購入場所の際にも説明しますが、販売先によって入数をミニマムにした商品展開もありますので、お試しやお土産として買いたい方にはRM2前後で買えるこのような10パックサイズ(ポットタイプ)などもよさそうです。

この888が展開するテー ワンギ ロズは味の種類の豊富さも人気の理由。すでにバラの香りがついている時点でフレーバーティーなのですが、888にはさらにレモンとかライチとか、南国感あふれる商品が展開されています。いずれもポット用のティーバッグタイプ)です。


おすすめはライチ味とパッションフルーツ味。もともとついているバラの香りとケンカしないのかと気になる方もいるでしょうが、わりとフルーツが勝っていておいしいです。
いずれもフレーバー味の主張が多めに感じるのでアイスで少し薄めくらいに作ってちょうど良い味わい。特にライチ味のアイスティーは日本の夏に飲んだら「ライチ=南国」というイメージも脳内に刷り込まれて(笑)おいしいだろうなあといつも思っています。(一時帰国で夏に帰ったことがなく、まだ試せていません。)
▶マレーシアといえばBOHブランド|キュートなパッケージも魅力
マレーシアの紅茶といえば「BOH」(ボー)。その安心感あふれる老舗ブランドBOHが展開するテー ワンギ ロズももちろんあります。

ほんのりとさわやかな味わいで飲みやすいこと、そしてそのかわいらしいパッケージからもおすすめしたい商品です。
ただ、他の商品がだいたい20~30パックが主流のなか、この商品は容量が40パック(ポットタイプ)のみの展開。個別包装されていないタイプなのでお土産用にはあまり適さない点が難しいのですが、味はおいしいので機会があればぜひ試してみてください。
▶その他ブランド
ほかにも、たまに見るブランドとしてはこのあたりも。


味は試したことがないのでコメントできないのですが、左側の「Nutrigold」ブランドの商品は容量も20パックと少なめですので、お試しで買ってみるのもいいなと思っています。
【Teh Wangi Rosを買える場所】
ここに行けばほぼあるはず!というお店をご紹介します。
▶「KK Supermart」
ショップロットの片隅に7-Elevenと並んでお店を構えることの多い、オレンジカラーのコンビニ「KK Supermart」には、かなりな確率で「Cap Masjid」ブランドの商品が置いてあります。


▶「eco shop」
ショップロットから路面店、そしてモールの中までと、このところ急成長中のマレーシアの100均的雑貨チェーン店「eco shop」。


ここは単価を抑えることを目的に食品も入数が少なめの商品が多く並びます。「888」ブランドの商品などもここなら10パックサイズ(ポットタイプ)が売られていますし、店舗の場所を問わず出会う確率が高いです。
▶ローカル向けのスーパーマーケット
マレーシア各地に展開するスーパーマーケットでも、各種ブランドの購入が可能です。
注意点としては、輸入物商品が多くそろうスーパーマーケット(Jaya Groser/AEON/Village Grocerなど)よりも、ローカル向けに撤した商品展開を行う下記のスーパーマーケットあたりは取り扱い率が高いです。
・HERO MARKET
・MyDIN
・NSK Trade City
▶Central Marketの食品お土産コーナー「PASAR BESAR」
マレーシアの食品特産物がだいたいそろっている、Central Market(セントラル マーケット)の「PASAR BESAR」。売り場面積も広く、マレーシアのお土産代表格の紅茶やコーヒーの取り扱いも豊富です。雑貨などのお土産探しと一緒にさらっと探せることも高ポイントです!


▶オンラインショップ
マレーシア在住者であれば、LAZADAやShopeeなどのオンラインショップで購入も便利。「Teh Wangi Ros」もしくは「Teh Wangi Rose」で検索するといろいろ出てきますし、小さな容量の商品が売られていることもあります。
【最後に】
おいしくて飲みやすいけれど実はあまり知られていない紅茶、「Teh Wangi Ros」をご紹介しました。
「ホットでもアイスでも飲みやすく、ほんのりとやさしいバラの香り」が魅力の紅茶。日本ではあまり見かけないためお土産にしても喜ばれることが多そうですし、もちろんご自身のリラックスタイム用としてもおすすめです。
このテー ワンギ ロズ、わりと長くマレーシアで暮らしている友人でも「知らなかった!」ということも実は多い紅茶。わが家に遊びに来てくれた時に初めて飲み、そのさわやかな味わいを気に入ってくれた方も多いので日本人の味覚にも合っているのかなと感じています。
マレーシアで暮らしている方、そしてご旅行で訪れた方もこのバラの香りの紅茶、テー ワンギ ロズをぜひ一度試していただけたら嬉しいです。