
皆様、こんにちは。
マレーシアでのお買い物やお土産探しをしたい方から時折聞かれるのが、「少し珍しくてマレーシアらしいお土産を探したい」「ザ・お土産ショップという感じではないローカル店で買い物したい」という声。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、クアラ ルンプール(KL)中心部にある「Haniffa Department Store」(ハニファ デパートメント ストア)です。

食品から衣類、アーユルヴェーダにまつわる日用品や雑貨まで幅広くそろう老舗デパートで、暮らしている方の普段使いのお買い物はもちろん、観光でマレーシアを訪れた方ならここで一気にお土産がそろってしまう!という便利かつお値段もとてもリーズナブルで活気あふれるローカルスポットです。
今回の記事では、フロアごとの見どころやおすすめ商品、店内を回る際におさえておきたいポイントなどを詳しくご紹介します。
・他店との価格差の言及について、すべての商品の調査を行ったわけではありませんので、時には他店が安価な場合もあることをあらかじめご了承ください。
- 【Haniffa Department Storeとは|クアラルンプール屈指のローカルデパート】
- 【マレーシア人にも観光客にも人気|Haniffaが支持される理由】
- 【入店時のルール|大きなバッグなどは持ち込み不可】
- 【フロア別|Haniffa Department Storeの販売アイテム】
- 【GF:食品・お菓子類・お土産に適した食品アイテム勢ぞろい】
- 【1F:アーユルヴェーダスキンケア&ヘアケアコスメ・香りアイテム】
- 【2F:インド系の生地や大人&子供用民族衣装・既製服・サロン(腰巻き)など】
- 【3F:インド系調理器具・食器・家電|掘り出し物が見つかるフロア】
- 【4F:スーツケース、文房具、おもちゃ】
- 【Haniffa訪問でおさえておきたいポイント】
- 【お買い物後におすすめ|人気屋台のチャイで休憩】
- 【最後に】
【Haniffa Department Storeとは|クアラルンプール屈指のローカルデパート】
Haniffa Department Storeは、KLの中心に位置するインド文化とイスラム文化が混在する町、Masjid Indiaエリアにある大型店舗です。(以降文中では、Haniffaと記載します)

1962年に小さな店舗でスタートし、現在ではシンガポール、マレーシア、インドに展開。マレーシア国内はKLとKlang(クラン)、そしてPenang(ペナン)に店舗を構えています。
中でも今回ご紹介するKL中心部にあるこの店舗は、その町を店全体で表現するかのようにインド文化にまつわるもの、そしてイスラム文化に関わる商品を中心にアーユルヴェーダ商品や生地や洋服、雑貨やハラール食品まで安価にそろう屈指のローカルデパートに成長。地元の人から観光客まで、常に多くの人でにぎわっています。
【マレーシア人にも観光客にも人気|Haniffaが支持される理由】
Haniffaはマレーシア人などローカルの普段使いのお店であると同時に、南アジアなどを含むアジア圏からの観光客のお土産スポットとしても人気があります。
店内に入ると故郷へのお土産探しに来ていると思われる人たちが大勢いて、ビデオ通話で商品を見せながら相手に欲しいものを熱心に選んでもらっている(笑)光景をかなりな確率で目にします。

私が実際に訪れて感じたHaniffaの魅力はいろいろありますが、特に挙げるとしたら次の3つです。
・インド系&イスラム関連の商品が一度に見られる
(スーパーやお土産店では見ることが少ないので楽しい!)
・全体的に価格が安く、町中のスーパーより10~20%安いものが多い
・食品から日用品、布地、衣類までそろうワンストップ型の品ぞろえ
伝統的な品物から日用品まであらゆるものがそろう「ワンストップ」ショッピングセンターという点、そして観光地化されたモールとは違い、ローカルの暮らしに根付いている商品を買えることも大きな魅力。
また、店内を歩くだけでもマレーシアの多文化社会を体感できることも今回ご紹介をしたい理由のひとつです。
【入店時のルール|大きなバッグなどは持ち込み不可】
フロアと商品紹介の本題に入る前に、少々独特な入店ルールについてご説明しておきます。
▶バッグなど持ち込みの際のルール
Haniffaに入店の際は大きめなトートバッグやリュックの店内持ち込みが基本的にできません。正面玄関(入口は一カ所のみ)に設置された荷物預け場所に預ける、もしくは結束バンドで封をしてもらって店内に入ることになりますので、以下の点に注意して入店してください。
・財布やスマートフォンなど貴重品は封をされない取り出し可能なポケットなどに移動させておく
・結束バンドでの封を含め、都度セキュリティが目視で判断するので指示に従う
こんなふうに書くとずいぶん厳しくて面倒だな…と感じる方もいるかもしれませんが、実際はそんなこともなく、入店時にセキュリティがバッグに結束が必要と判断して声をかけてきたらそれに従う程度。声をかけられずに入店できることも多々あります。
たとえばリュックなども一番大きな部分のファスナーを結束するのみであとの小さなポケットなどはノーチェックですので、スマートフォンや財布は適宜そちらに入れれば問題ありません。また、小さめ~中程度のショルダーバッグなどでしたらそのまま入れることがほとんどです。
▶入店場所や導線とルール





入ってすぐ右側に荷物カウンターがあり、他店でのお買い物袋やかなり大きめなバッグは万引き防止の点から預けるように指示されることが多いです。貴重品は取りだしてから荷物を預けて引き換えに番号札をもらい、退店時に番号札を見せて引き取ります。

入店は一カ所のみからですが、退店は二カ所ある出入口どちらからでも出ることができます。荷物を預けた場合は忘れずに同じ出入口から出てください。バッグや荷物につけられた結束バンドも出入口にいるセキュリティに声をかけるとハサミでカットしてくれます。


最初は戸惑うシステムかもしれませんが、慣れてしまえばさくさくと入店できます。周りの人の様子やセキュリティの指示などを気にしつつ、という感じで行動すれば問題ありません。
【フロア別|Haniffa Department Storeの販売アイテム】
Haniffaはフロアごとにジャンルがはっきり分かれています。
商品数が非常に多く、すべてをくまなく見ていると一日では時間が足りない!ということにもなりますので、ある程度目的を決めて回るのがおすすめです。
1F:スキンケア・ヘアケア用品など日用品全般・香水・宝飾品
2F:生地・インド系民族衣装(大人&子供)・既製服(大人&子供)
3F:インド系調理器具&食器・日本製タンブラー・寝具・家電・携帯
4F:スーツケース・文房具・おもちゃ
今回はフロアごとにざっくりと写真も多めに商品棚の様子も紹介しつつ、個人的におすすめしたい商品もピックアップしてみます。
【GF:食品・お菓子類・お土産に適した食品アイテム勢ぞろい】
正面玄関から入ってすぐのGFは、食品やお菓子が集まるにぎやかなフロア。マレーシア土産を探すなら、まずチェックしたいエリアです。


スパイス、豆類、ナッツ、デーツなどの食材に加え、チョコレート、そしてローカルブランドのお菓子も豊富。インドや中東系の食品もそろい、食文化の多様さを感じられます。






乳製品などもありますが、野菜や肉魚といった生鮮品の取り扱いはありません。
▶ピックアップ① Beryl'sなど各種チョコレート
お土産に人気のチョコレート「Beryl's」(ベリーズ)をはじめ、マレーシアブランドから輸入ブランド、そして安価なものまでとにかくチョコレートの種類が豊富!




Beryl's以外でマレーシア土産としても人気のチョコレートブランドや海外のチョコレートも多く並んでいます。






世界的に人気のピスタチオが使われたドバイチョコレートも売られていて、居合わせた方いわく「非常に安い」からかこんなに大量買いをした方(お土産代行業者かな?)がレジスタッフと大揉めの場面にも遭遇(笑)


ばら巻き用によさそうな比較的安価で大量パッケージのものもいろいろと種類があります。チョコレートはあまり詳しくないのですが、とにかく居合わせた皆さんはかなり真剣に吟味していました。



▶ピックアップ② ORIENTAL KOPIやJulie'sなどマレーシア菓子

お菓子コーナーはとにかく大充実なのでマレーシアのスーパーで売られている国内メーカーはだいたい網羅しているはずですが、特に人気かつお値段も安くて売れていたのが、「ORIENTAL KOPI」(オリエンタル コピ)のパイナップルタルト。

他店でいろいろ見たなかでもこの価格は最安かなというくらい安く、消費期限も問題なかったのでお土産としてはおすすめです。




▶ピックアップ③ 紅茶やホワイトコーヒーなどドリンクアイテム
お土産の定番でもあり、マレーシア人たちが好むドリンクの定番商品も充実の品ぞろえ。


先述のパイナップルタルトで登場したORIENTAL KOPIは、ドリンクも大人気!



私が好きなスリランカの紅茶ブランド「Apurva Garden Teas」は種類が豊富。ここまでそろっている店はあまりないので嬉しい。

▶ピックアップ④ インド料理に欠かせないスパイスや調味料
インド料理には欠かせないスパイスをはじめ、塩や胡椒など国を問わず使われるものもそろっています。




▶その他アイテム
詳しい紹介は省きますが、ほかにも気になったアイテムを載せておきます。






【1F:アーユルヴェーダスキンケア&ヘアケアコスメ・香りアイテム】
1FはHaniffaが特に力を入れるアーユルヴェーダのスキンケア用品や石けん、アルコールフリー香水を中心に扱うフロア。インド発のアーユルヴェーダブランド商品が多く見られ、石けんやシャンプー、ヘアオイルなどが豊富、そして価格も最安レベルが多いです。


アーユルヴェーダの商品てどんなもの?という方は、こちらの記事でいろいろとおすすめアイテムを紹介していますのでぜひチェックしてみてください。
▶ピックアップ① アーユルヴェーダの石けん
アーユルヴェーダブランドの石けんを安く買うならHaniffa一択というくらい、とにかく安いのひと言に尽きます。




3個パックなどセット売りのみの商品もあり、お試しで買いたい場合は断念せざるを得ないこともありますが、ばら売り商品も多く売られていますのでぜひいろいろ探してみてください。
▶ピックアップ② ヘアオイル・シャンプー・ヘナ製品
インド発祥のアーユルヴェーダブランドのシャンプー、コンディショナー、各種お悩み対応用のヘアオイル、ヘナを使用した染髪商品など、どれも豊富かつ価格も私が知る限り最安というか、断トツに安いレベルが多いです。




ヘアオイルの充実ぶりも素晴らしく、ここに来たら頭皮と髪の悩みはだいたい解決なのでは?というくらいお悩み別に応じたヘアオイルやスカルプケア用のオイルが並びます。






私が気に入っているココナッツヘアオイル「Parachute Gold」(パラシュート ゴールド)ももちろんあります!

白髪が気になる方には、頭皮に優しく自然に染められるヘナ染料もそろっています。


▶ピックアップ② アルコールフリー香水
イスラム教徒向け(非イスラム教徒ももちろん使用可能)のアルコールフリー香水や香油が豊富にそろい、こちらも熱心にお土産選びをする方が多く訪れます。





すべての商品にテスターが用意されているので自由に試せますし、売り場にはスタッフが常駐していてわりと熱心に説明もしてくれます。もし商品選びに迷ったら頼ってみるのもおすすめです。

こちらの記事で紹介しているロールオンタイプの香油もこの売り場で種類豊富に売られています。とても安価に買えますので、気になる方はぜひ試してみてください。


▶その他アイテム
詳しい紹介は省きますが、ほかにも気になったアイテムを載せておきます。













【2F:インド系の生地や大人&子供用民族衣装・既製服・サロン(腰巻き)など】
2Fは生地と衣類のフロア。

インド系衣装のサリー用生地や外国人が普段使いの服としても活用できるカラフルなクルタなども並び、見ているだけでも楽しいフロアです。


▶ピックアップ① クルタやストール、スカート
インド系の方が普段使いで着ている服は涼しい素材でマレーシアの気候にも合うこと、そして色合いやシルエットもすてきなものが多く、マレーシアでも愛用している日本人は多いのではないでしょうか。




ワンピースのように主役として着るのはちょっと抵抗があるという方なら、スカートやストールでインド系アイテムを取り入れるのもおすすめ。




▶ピックアップ② 子供用の民族衣装やスーツ
インド系の子供用衣装が豊富で、男児用も女児用もかわいいものが並んでいます。マレーシアでは学校での宗教・ホリデーイベントが多く、各民族衣装が急に必要!ということもありますので購入先リストに入れておくと慌てないかも(笑)


既製品の取り扱いも多く、民族衣装以外の普段着も多く売られています。


▶その他アイテム
詳しい紹介は省きますが、ほかにも気になったアイテムを載せておきます。
量は多くはありませんがマレーシアの男性が愛用するサロン(腰巻き)やバティック生地のサロンなども売られています。




【3F:インド系調理器具・食器・家電|掘り出し物が見つかるフロア】
3Fは調理器具や食器が存在感を放つフロア。


異国の調理器具コーナーはその国の食文化を表すべく、日本では見かけないものが並んでいて見ているだけでも楽しいものです。
▶ピックアップ① インド&マレーシアならではの調理器具
インド料理を食べに行ったら登場する食器なども見ていて楽しいですが、お料理をする方ならぜひ注目してほしいのが、Tava(タワ)と呼ばれる平たいフライパンです。


このフライパンがあれば、インド系の食卓に登場するチャパティやトーセイなど薄いパンケーキを綺麗に焼けます。
日本では見かけないな、と思う商品のなかにはこんなものも。


▶ピックアップ② タイガー・象印の日本製タンブラー
タンブラー売り場には日本ではおなじみの「TIGER/タイガー」、そして「ZOJIRUSHI/象印」の商品が豊富にそろっています。

結構な品ぞろえで感心してしまったくらい、種類も豊富。ただしお値段は日本の価格の倍、もしくはそれ以上はしますが(笑)。




売り場には日本製以外のローカル商品も一緒に多く並びますが、機能の優秀さや洗いやすさの点からもこの2ブランドは突出していると感じます。長く使えるものを買いたい!という方でしたら価格にかなり差がついても選ぶのはありかと。
▶ピックアップ③ 華やか&キラキラデザインのキッチングッズ
マレーシアではお店のみならず家庭でもキラキラとした派手めなキッチングッズが多く登場します。

少し華やかなテーブルセッティング用グッズなどもここならそろいます。




キラキラではありませんが、マレーシアの屋台や食堂でよく見かけるかわいいメラミン素材の食器などもわりとそろっていますので、気になる方はチェックしてみてください。






▶その他アイテム
詳しい紹介は省きますが、ほかにも気になったアイテムを載せておきます。












【4F:スーツケース、文房具、おもちゃ】
最上階ややコンパクトな売り場ですが、スーツケースが状態も良く手頃な価格で販売されています。

そのほかは子供用のおもちゃと文房具が多く並んでいますが、ここでなくちゃというものはないかなという印象。




【Haniffa訪問でおさえておきたいポイント】
ここまでのフロア紹介をご覧いただいてすでにお分かりでしょうが、ある程度目的を絞ってお買い物をすると疲れずに、そして楽しく過ごせます。
効率よく買い物を楽しむために、以下の点を押さえておくと安心です。
・時間に余裕を持って訪問
・混雑を避けるなら平日午前中がおすすめ
・金曜日の12:30〜14:00頃は金曜礼拝のため一時閉店
・会計はフロアごとに済ませる
GFのレジは二つありどちらも常に混雑するが、入口側のレジが比較的早い
・決済はカード・現金が使用可/TnGoなどの電子マネーは不可


チョコレートなどが並ぶGFのレジは常に混雑。フロアにレジは二カ所ありますが、特に出口すぐ横にあるチョコレートやお菓子売り場に近いレジはこんな感じでいつも混みあい、そしてなかなかカオスな感じにもなっています(笑)。

荷物預けカウンターがある入口に近いほうのレジは少し混雑がまし、そしてレジさばきも早いように感じますので、個人的にはそちらがおすすめです。
【お買い物後におすすめ|人気屋台のチャイで休憩】
Haniffa店内には休憩スペースがないため、買い物後すぐにひと息入れたい時は外のベンチでひと休みするのがおすすめです。
近くに出ている屋台の中でも、おすすめしたいチャイ専門店「TEA THAMBI」。KL Sentral(KL セントラル)からBrickfields(ブリックフィールズ)へ向かう道にも屋台を構える店ですのでご存じの方もいらっしゃるかと。


スモールサイズはRM1ととても安価なのに、マサラがよく効いたおいしいチャイをいただけます。ホットしかありませんが、スパイスの効いた温かいチャイは歩き回った後の疲れを癒してくれます。

この「TEA THAMBI」、2020年にRM500の自転車一台でこのチャイビジネスをスタート。徐々に人気が出始め、今ではフランチャイズで二店舗のカフェと5つの屋台を構え月商は約RM100,000というサクセスストーリーを持つチャイブランドなのです。
【最後に】
今回はローカルデパートとして人気を誇るHaniffa Department Storeを詳しくご紹介しました。
観光客向けの整然としたショッピングモールとはひと味違い、地元の暮らしや文化を感じながら、お土産にぴったりのアイテムをお得に探せるのがこのお店の魅力。
マレーシアのお土産探しはもちろん、インド系やイスラム文化に触れながら、少し踏み込んだ買い物体験ができるのもHaniffaならでは。店内を歩くだけでもきっと新しい発見があるでしょう。
店内には写真撮影不可の表示がありますが、基本的に個人利用でのスマートフォンによる写真撮影については指摘されることはありません。ただし、スマートフォン以外のカメラを使用した写真撮影および動画撮影の際は必ずスタッフの許可が必要になりますのでご注意ください。