マレー系マレーシア人男性との国際結婚手続き【2】

前回記事に続き、マレー系マレーシア人男性と結婚手続きについての記録です。

 

malaysiacinta.net

 

日本のモスクでニカー(イスラム婚姻誓約式)を行うためには日本の法律に則った婚姻手続きを完了し、役所が発行する婚姻届受理証明書をモスクに持参しなくてはいけません。

 

※日本の一部のモスクでは、「イスラムの婚姻はニカーが優先なので日本の法手続きは不要」との見解から、日本の役所が発行する証明書なしでもニカーを行うところもあるそうです。(あくまで聞き伝えですが)ただし、私達がニカーを行った東京のモスク「Tokyo Camii(東京ジャーミー)」は婚姻届受理証明書の提出が必須でした。

 

そのために、私達はまずは日本で婚姻届を提出するために必要な書類準備を行いました。



【日本で婚姻届を提出・受理してもらうために必要な書類】

【マレーシア人】
1)パスポート(原本提示)
2)婚姻要件具備証明書(在東京・マレーシア大使館で発行してもらう)(原本提出)

【日本人】
1)パスポート(原本提示)
2)戸籍謄本(原本提出) ※発行から3カ月以内

日本の役所で婚姻届を提出する際の書類はそんなに多くはなく簡単ですが、マレーシア人の書類として必要な、2)婚姻要件具備証明書を発行する際に用意をする書類が多く、それが大変でした。


【在東京・マレーシア大使館にて「婚姻要件具備証明書」発行の際に必要な書類】

【マレーシア人】
1)パスポート(原本提示・コピー提出)
2)マレーシア国籍のIDカード(原本提示・コピー提出)
3)マレーシアで発行された出生証明書(原本提示・コピー提出)
4)マレーシア居住地でのイスラム機関が発行した、海外での婚姻許可書(原本提出)※5)【女性の場合】父親による結婚承諾書(原本提出)
※6)【再婚の場合(男女共)】離婚証明書もしくは元配偶者死亡証明書(原本提示・コピー提出)

【日本人】
1)パスポート(原本提示・コピー提出)
2)戸籍謄本もしくは戸籍抄本(原本提出) ※発行から3カ月以内
3)住民票(原本提出) ※発行から3カ月以内
4)イスラム入信証明書(原本提示・コピー提出)
5)【女性の場合】父親による結婚承諾書(原本提出)(男性は不要) 日本語で書いた場合は英文訳も別紙添付。

 

【マレーシアのイスラム機関が発行する海外での婚姻許可書取得までの流れ】

ここで慎重に取得をすることをオススメしたいのが、【マレーシア人】の4)の書類です。これは、マレーシアの州や相談するイマームイスラムの宗教先導者的な存在)などによっても言うことや提示書類が異なることもままあるそうで、皆が同じパターンではないということです。私達の場合はハムザの登録地であるマラッカのイスラム機関に相談をしたところ、次のような手順で4)の書類が発行されました。

【1】ハムザが相談に行き、ハムザと私の年齢、結婚や私の入信に至る経緯を伝えたところ、「結婚前の講習は受ける必要はなし」と伝えられる。マレーシアではイスラム教徒の結婚の場合、結婚前のレクチャーのようなものがあるそうなのですが、私達は「不要」となりました。私は日本在住でそもそもこの講習を受けられないため予想できた回答でしたが、ハムザはマレーシア在住で受講することは可能でしたが、免除となっています。

【2】私が、イスラム教徒として結婚を認められる状況であること、つまり改宗済みのイスラム教徒であることを確認するために、下記書類を提出。原本提示の必要はなく、すべてデータでハムザにメール送付でOKでした。


1)パスポート
2)入信証明書
3)証明写真(パスポートサイズ・ヒジャブ着用)
4)HIV検査結果診断書 ※簡単なフォームのものでOK。日本語発行の場合は英文訳も添付。ハムザが英訳をして添付してくれました。

【3】ハムザが、【2】で揃えた私の書類とともに、自身の下記書類をイスラム機関に提出。提出はオンラインで申請だそうですので、すべてデータアップロードで原本提出・提示は行っていません。


1)パスポート
2)マレーシア国籍のIDカード
3)マレーシアで発行された出生証明書
4)HIV検査結果診断書 ※マレーシアで行われる簡単なフォームのもの
※ 5)【女性の場合】父親による結婚承諾書
※ 6)【再婚の場合(男女共)】離婚証明書もしくは元配偶者死亡証明書

【4】オンラインでの書類提出から2週間~1カ月程度で【マレーシアのイスラム機関が発行する海外での婚姻許可書】が交付されます。(期間は個人差があるようです)

 

これをもって、マレーシアでの書類発行手続きは完了です。

 

在東京・マレーシア大使館にて「婚姻要件具備証明書」発行手続き】

ここからは東京のマレーシア大使館での手続きとなるため、もし「マレーシア人」側がマレーシア在住の場合は、一度日本を訪れて滞在をする必要があります。

 

この記事内中盤に記載をした、「在東京・マレーシア大使館にて「婚姻要件具備証明書」発行の際に必要な書類」を窓口に持参し、「婚姻要件具備証明書」を発行してもらいます。

 

申請の際は本人確認が必要ですので、必ず二人揃って行く必要があります。指示された書類を全て揃えていても、追加で必要な書類が発生したり修正を求められることもありますので、日にちと時間に余裕を持った申請が必要です。

 

申請後、日時を指定された受け取り日に再び窓口に出向き、「婚姻要件具備証明書」を受け取ります。「本国において結婚要件を満たしていることを証明する」といった文言が書かれている書類が、日本語と英文とで発行されます。

 

受け取った際は、お互いの氏名や生年月日、パスポートNo.などに誤りがないか、その場で確認することをおススメします。受け取りの際はマレーシア人のみでOKで、二人一緒ではなくても問題ありませんが、もし誤記載があればその場で申告し、訂正をしてもらう必要がありますので、可能であれば手元にある資料や書類は再持参のうえ、一緒に出向くことをオススメします。

 

申請は平日の9:00~12:00、受取は平日の15:00~16:00です。私達は、平日の10:00頃に申請を終え、「翌日の15:00~16:00で受け取りに来て下さい」と指示を受けました。これも、ハムザが以前問い合わせた際は「午前中に申請したら当日に発行されます。」と言われたのですが、いざ申請してみたら翌日受取でしたので、まあそんな感じです。

 

※2020年11月追記

新型ウィルスによる各種対応のため、マレーシア大使館申請は全て予約制となっています。受け取りについても以前より時間を要しますので、確認の上申請をしてください。


これで日本で婚姻届を提出するために必要な書類準備が完了となり、日本の役所への婚姻届提出が可能となります。婚姻届提出・受理についてはまた別記事にて記載します。