Saya Cinta Malaysia

マレーシアの文化や今昔のマレーシア旅。マレー系夫との国際結婚あれこれ。

MENU

結婚することになりました。ということで、弱い自分ならではの決意報告

Assalamualaikum

 

皆様、こんにちは。

 

 

2007年6月からマレーシアのことを書き始めたこちらのブログ。ここを介して色々な方と友達になり、大切な出会いが生まれた場所でもあります。SNSが主流の時代で、一方的な発信となりがちなブログからは距離を置き始める人も多い中、私はやはり文章を綴ることが好きなこと、そしてマレーシアのことを綴っていたいという気持ちから細々とではありますが、その時その時の自分の素直な心境を書き続けてきました。

 

今、どのような方が私のこのブログを読んでくださっているのか分からないのですが、今日はひとつ、大きな決断をしたのでご報告をしたいと思います。

 

数年前から少しずつ、すごく近くなった時もあれば、たまに距離が生まれた時もあったり。そんな時間を過ごしてきたハムザと心が通じるようになり、結婚することになりました。

 

私は典型的な日本の核家族育ち。一方の彼はマレーシアのマラッカのカンポン(田舎)の出身で、結婚は自分だけの問題ではありません。お互いが結婚したいと思うことが一番とは言え、結婚するために考えるべき大切な事柄がたくさんあります。私が100%健康体ではないことなどもあり彼も悩んだりしたと思うのですが、家族とお話をしてくれて先日無事に了承を得ることができました。

 

そして今後は手続きについて進めていくことに。Nikah(ニカー/イスラム婚姻誓約式)、日本とマレーシアでの法的な婚姻手続き、マレーシアでの結婚パーティー、そしてその後の暮らしについて、具体的に調べたり話したりしています。諸々の手続きはマレーシア人でありボーンムスリムであり、そして日本での暮らしも長いハムザは色々慣れていて知識もあって。彼が「自分がやるから」と言ってくれています。

 

突然ですが、何の自慢にもなりませんが私は子供の頃からとにかく諦めが早い性格でした。それは大人になってからも変わらず、周りが粘り強く目標に向かっていく姿を見て感心し、そしてそれができない自分のことを嫌になったり、を繰り返しながら生きてきたと思います。

 

正直、人生で諦めずに続いていることは「マレーシア」だけです(笑)。今回、国際結婚、イスラムでの婚姻、暮らしの変化と色々なことが現実問題として急に押し寄せ、キャパが狭く根気もない私はすでに心が折れそうな心境に。子供の頃からの持ち前の諦めの早さをすでに発揮しそうで不安ばかりです。

 

ハムザはとても男気があって頼れる男性で、さらに私とは真逆のとても粘り強い人。私が彼に惹かれたのは、心が強くて頼もしくて愛情深く何でも受け止めることができる度量の広さが大きかったのです。現時点でハムザは私が大変に思うようなことは何ひとつ言ってこないし、私が不安に思っていたらそれを察したのか東京へ来る予定を早めてくれたり。

 

いつも頼りっぱなしで。これから夫婦になるのだし、私も少しは何か役立つようにならないと申し訳ないと思うと余計に気持ちが空回りしています。あまりにしんどくなって逃げ出したくなったらどうしようと、本気で自分が心配にもなっています。

 

そんな頼りない状況の中、考えに考えて。やっぱり私はハムザと生きていきたいし、彼と出会わせてくれた神様にも心から感謝をしています。二年前、イスラムに入信したいと言い出した私を、まだ当時は友達関係だったのに全力でサポートしてくれたハムザ。それはやはり私にとってとても大切な出来事で、ハムザとはそんな縁でつながっているから今があるのだと思います。それを思い出したら、この気持ちと縁を大切にして大変なことも乗り越えていきたいと思いました。

 

とは言うものの、体面を取り繕ってダメな自分を隠しても自分のクビを余計締めることになるのはよく分かっています。この場でこうして結婚したいという気持ちと逃げ出したい気持ちをも明かすことで、叱ってくれる人を含めて自分を良い意味で追い込むことができるのではないかと思い、正直な気持ちを明かしてみました。

 

本当は無事に結婚の手続きが完了して正式に夫婦になった暁にきちんとご報告できるのがかっこいいのでしょうが(笑)、いつも本心を綴っているこのブログを読んでいただいてる皆さまにはすでに本性バレてると思いますし。

 

長くなってしまいましたが、無事にニカーできて正式に夫婦になれるのか。皆さま温かく、そして時には厳しく(笑)見守っていただけたらと思います。日々色々な気持ちが行き交いますが、また折を見てこちらで色々綴っていきたいと思っています。