Saya Cinta Malaysia

マレーシアの文化や今昔のマレーシア旅。マレー系夫との国際結婚あれこれ。

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海辺の町ポート ディクソンでうま辛マレー系料理「ASAM PEDAS KASIH IBU」

皆様、こんにちは。

 

今回ご紹介するのは、マレーシアで堂々の辛いもの好きエリアNo.1であるヌグリ スンビラン州の料理、Masak Lemak Chilli Api(マサ ルマッ チリ アピ)がいただけるお店です。

 

 

【辛さ追求No.1!辛いご飯天国ヌグリ スンビラン州】

 

マレーシアは13州と3連邦から成り立つ国ですが、その中でも突出して辛い味付けを好むエリアとして挙げられるのが、Negeri Sembilan州(ヌグリ スンビラン州)とMelaka州(メラカ州)です。

 

そう、夫ハムザの故郷であるマラッカ(メラカ)は辛いものが多いのです…。家で料理する時も辛い味付けが多いし、唐辛子消費率はかなり高いです。 

 

この真ん中に並んだお皿たち。唐辛子の中でも最強に辛いであろう小さな生の青唐辛子をふんだんに使った辛い料理で、この州のマレー系の人達は好んで食べています。

 

 

お肉や魚をココナッツミルクで煮込んだマイルドなイエローカレーのように見えるお料理も、実は生の小さな青唐辛子を使っていてものすごく辛い!その見た目に騙され豪快にひと口食べてしまってむせる、というパターンが多い危険な料理です。

 

 

ちなみに、そのマサ ルマッ チリ アピに使う小さな青唐辛子はこちら。

 

 

素人だと、赤い唐辛子の方が辛さが増すのではないかと思いがちですが、青唐辛子と呼ばれている緑色の唐辛子の方が幾倍も辛いので、かなり要注意です!

 

【辛くて美味しいマレー料理の人気店「ASAM PEDAS KASIH IBU」】

 

今回ご紹介するマレー系のお店「ASAM PEDAS KASIH IBU」は、Port Dickson(ポート ディクソン)エリアにあるローカルビーチ、Telok Kemang(テロッ クマン)にあります。

 

 

 

カレーやマサ ルマッなどのスープから野菜などの惣菜がカウンターに並べられていて、ご飯と共にいただくNasi Campur(ナシ チャンプル)スタイルのお店。

 

 

可愛い看板ネコちゃんもいます。

 

 

【辛さとココナッツミルクの味わいが美味しい本場のマサ ルマッ】

 

さすがヌグリ スンビラン州だけあって、辛いけれどとても美味しいマサ ルマッ チリ アピをいただくことができました!

 

 

しかしですね。美味しいですけど…やはり本場だけあって、いやー辛い。私は辛いものはまあまあ食べられますが、この青唐辛子全開の辛さはひーひーなってしまいます。

 

ただ、辛いことは確かなのですが、ビーチエリアだけにフレッシュなココナッツミルクを使用していると思われ、味が濃くてついつい進んでしまう美味しさです。色々盛り付けて、美味しいなあとじわじわ感動しながらいただいていました。

 

 

美味しいからもっと食べたかったけど、辛さで後でお腹を壊してもいけないのでさすがに控えめにいただきました。

 

【お隣ムラカ州(マラッカ州)の郷土料理アッサム プダスもオススメ】

 

ここはもうMelaka州(ムラカ州/マラッカ州)もお隣ということで、マラッカ名物であるAsam Pedas(アッサム プダス)もありました。マラッカ人のハムザはもちろんチョイス。こちらも味が濃くて美味しかったです。

 

 

malaysiacinta.net

 

マサ ルマッもアッサム プダスも辛いので、中和させる意味もあり(笑)たくさんの野菜(ウラム)も一緒にいただきました。

 

 

マサ ルマッやカレーと共に野菜もあれこれチャンプルしていただくマレー料理は、本当に美味しいものです。

 

【最後に】

 

ほとんどの日本人にとってのマレー料理のイメージはNasi Goreng(ナシ ゴレン)やSatay(サテー)あたりかと思うのですが、実はマレー系マレーシア人達が日常的によく食べているのはこのようなナシ チャンプルかもしれません。

 

KL(クアラ ルンプール)だとなかなか美味しいナシ チャンプルのお店は少ないのですが、少し地方に足をのばすと今回ご紹介したような美味しくてフレッシュな料理が並ぶ良いお店がたくさんあります。機会があればぜひ食べてみてください。