皆様、こんにちは。
今日ご紹介するお店は、カラフルなマレーシアデザートKuih(クエ)がずらりと並ぶクエ天国と言える素敵なお店です。
- 【Kuih(クエ)ってどんな食べ物?】
- 【地元の人達に愛されているお店「Perhentian Kuih Kampung」】
- 【食べ放題なの!?ブッフェスタイルのような魅惑のカウンター】
- 【安くて小さなサイズでいくつも楽しめる!】
- 【一体何種類あるの?次々と登場する新商品】
- 【カウンターを守り続けている素敵なお兄さん】
- 【しっかり食べたい方にはマラッカ郷土料理アッサム プダスもオススメ!】
- 【最後に】
【Kuih(クエ)ってどんな食べ物?】
マレー語で「Kuih(クエ)」とは、特定のお菓子の名称ではなくマレーシアで昔から作られているお菓子の総称としての呼び名。 焼き菓子から蒸し菓子など様々なお菓子やデザートをまとめてクエと呼びます。
もちろんそれぞれのお菓子には一つずつ名前がついていますが、マレーシアの人達はこの「クエ」という総称を用いて「デザート食べる?」という意味合いで「クエ食べる?」という使い方をしていることが多いです。
【地元の人達に愛されているお店「Perhentian Kuih Kampung」】
今回ご紹介するのはMelaka(Malacca)(マラッカ)の中心地の端っこにあるこちらのお店、「Perhentian Kuih Kampung」。
マラッカといえば主にババニョニャの方や華系マレーシア人達が嗜むニョニャ クエがメジャーですが、ここはマレー系マレーシア人達が集う、マレー系のクエのお店です。
ココナッツミルクやパンダンリーフ、タロ芋といったマレーシアならではの材料で丁寧に作られた蒸し菓子や焼き菓子がとても人気で、長年地元のマレー系マレーシア人達に愛され続けています。
【食べ放題なの!?ブッフェスタイルのような魅惑のカウンター】
ここのお店の魅力は何と言ってもこの、カラフルで可愛らしいクエが所狭しと並ぶ心躍るカウンター!
一瞬ブッフェなの?と思ってしまいますが、決して食べ放題ではありません…。
焼き菓子、そして蒸し菓子などマレーシアで楽しめるクエの数々が登場します。
【安くて小さなサイズでいくつも楽しめる!】
ひとたびお皿を手に持つと次々と出来上がってくる色とりどりのクエに心を奪われ、あれもいいなこれもいいな!と迷いながら何種類もお皿に盛っています。
サイズも小さくて一個50Sen(約13円)ほどなので、たくさん盛ってもお会計RM4(約102円)にもいかず驚愕です。
【一体何種類あるの?次々と登場する新商品】
ミニサイズのクエはどれも人気で次々と売れていくため、出来上がった新しいクエがどんどん補充されていきます。必ずしも同じ商品が出続けるわけではなく、今までなかったクエが登場したりと、とにかく食欲をそそられ続けるお店で終わりがない感じです。
初めて食べる味というのは興味津々であるのと同時に、味が好みじゃなかったらどうしようという若干の不安も抱きつつのチャレンジとなりますよね。
そんな心境でもこのひと口サイズだと何とか食べ切ることもできるので、マレーシアの味に慣れていない方にもオススメですし、もしお皿に取り過ぎてしまってもレジで声をかければ持ち帰り容器もいただけます。
そんな魅惑のカウンターに夢中になり…。最初はあれこれ綺麗に撮影したいとカメラ片手に意気込んでいたのですが、この圧巻のカウンターを前にしてクエを取ることに集中し始め、ついにはカメラを首にぶら下げて撮影そっちのけで真剣に取り放題中の様子の私です(笑)。
【カウンターを守り続けている素敵なお兄さん】
繁盛店なのですが、いつ訪れても同じスタッフさんの顔を目にするのもこちらのお店の魅力のひとつ。
カウンターにいつもいらっしゃるこのお兄さんは、私が初めてこのお店を訪れた2014年からずっとお店を切り盛りしていて、2022年現在も可愛いエプロンを纏ってクエをカットしています!
【しっかり食べたい方にはマラッカ郷土料理アッサム プダスもオススメ!】
今回はデザートのクエを中心にご紹介をしましたが、実はこちらのお店はMelaka州(ムラカ州/マラッカ州)の郷土料理であるAsam Pedas(アッサム プダス)も人気です。
マラッカの人達はこのアッサム プダスが大好きなので、お昼にこちらのお店を訪れてアッサム プダスをランチでいただき、そしてデザートにクエをつまむという方も多いです。
アッサム プダスを食べて満腹になっても、このお店のクエは小さいから食べられてしまう、というのもデザートにしやすい理由かなとも思っています。
【最後に】
マラッカの人達に愛され続けている、カラフルで素敵なお店。何度訪れても新しい美味しさを味わえますので、マラッカ観光の息抜きにぜひ訪れてみてください。