マラッカにあるマレーシア最古のモスク「Kampung Hulu Mosque」

皆様、こんにちは。

 

風情ある古い町並みを残すMelaka(ムラカ(マラッカ))。ここマラッカではモスクもマレーシアの他の町とは異なる雰囲気を放っています。

 

今日はそんなマラッカで一度は訪れていただきたいモスクをご紹介します。

 

 

【繁華街から外れた静かな雰囲気の中に佇む三角屋根のモスク】

 

このモスクはマレーシアにあるモスクとしては最古と言われている、「Kampung Hulu Mosque/Masjid Kampung Hulu」。マラッカのモスクの特徴である三角屋根がかわいらしいモスクです。

 

 

 

このマラッカのモスク独特の三角屋根はスマトラ屋根と呼ばれたりするようです。インドネシアや中国の影響を受けているとも言われていて、文化が混ざり合いながら時間を重ねてきたマラッカの象徴とも言えるモスクだと思います。

 

三角屋根のモスクでマレーシアで最も有名なのは、宗教寺院が仲良く暮らす通称ハーモニーストリートと呼ばれる Jalan Tokong にある「Kampong Kling Mosque/Masjid Kampung Kling」ですが、今回ご紹介しているこのモスク Kampung Hulu Mosque はそこから歩いて10分ほどのところにひっそりと佇んでいます。

 

【小さなモスクの空間は地元民のための憩いの場】

 

繁華街から少し外れることもあってか観光客もほとんどおらず、近隣に住む人達の憩いの場にもなっており、礼拝に来る人たちが時折出入りをしています。

 

中に入ってみると、とても気持ちの良い空間が広がっていました。ここは男性達が礼拝前のお清めで顔や手足を洗うところです。

 

 

正面の入口から右側の横の通路に沿って行くと、女性用の礼拝所があります。金曜日やマグリブ礼拝の時間であれば礼拝をする人で埋めつくされるのでしょうが、この日は人もまばらで、私が入っていくと礼拝を済ませた女性が「ここにどうぞ」と、自分のお隣に誘ってくださいました。

 

 

こんなふうにそれぞれが思い思いのお祈りをしている、モスクにいるこの時間が本当に好きです。

 

【モスクで出会った旅人にごちそうになったかき氷】

 

ここからは余談ですが。

 

モスクを出る時に門の辺りで写真を撮っていたらマレー系マレーシア人男性に声をかけられました。熱心に写真を撮っている私に「あっちから撮るといいよ」とアドバイスをしてくださり。お礼を言ってお別れしましたが、その後少し喉が渇いていたので目の前にあった食堂に入ってかき氷のABCを頼み、どこに座ろうかなと店内を見渡したら、なんと先ほど声をかけてきたその男性が笑顔でこちらを見て座っていました。

 

どうぞ、と薦められたので一緒のテーブルに。彼はPahang州(パハン州)のKuantan(クアンタン)から仕事で来ているそうで、せっかくマラッカに来たのでこのマレーシアで一番古いモスクに来てみたとのことでした。私が日本人で改宗をしたと知るととても喜んでくれました。

 

 

いろいろイスラムについても教えていただき、このかき氷(ABC)もごちそうしていただきました。

 

【最後に】

 

今回ご紹介した Kampung Hulu Mosque はマレーシア最古のモスクということもあり、とても小じんまりとしたモスクです。古くからある建物や敷地内の設備を大事に補修をしながら皆で祈りの場としていることも目にすることができる、貴重な場所だと思います。

 

観光客に人気のJonker Street(ジョンカー ストリート)からも歩いて10分程度の距離ですので、マラッカを訪れた際はぜひ足を運んでみてください。