皆様、こんにちは。
今日は、2017年5月に旅をしたインドネシアのジャワ島北部にある町Cirebon(チレボン)で滞在したホテルの朝ご飯のご紹介。
というわけで、今日はマレーシア料理ではなく、お隣の国インドネシアの料理に注目です。
- 【ローカルフード朝食がいただけるホテル「Metland Hotel Cirebon By Horizon」】
- 【ココナッツミルクで炊き上げる美味しいご飯Nasi Liwet(ナシ リウェット)】
- 【マレーシア料理との大きな違いは?】
- 【フレッシュな味わいがやみつきになる看板ジュース】
- 【日本人も大好き小豆のデザート】
- 【最後に】
【ローカルフード朝食がいただけるホテル「Metland Hotel Cirebon By Horizon」】
滞在したチレボンのホテル、Metland Hotel Cirebonではとても美味しいインドネシア料理の朝ご飯をブッフェスタイルでいただけます。
マレーシアとインドネシアはお隣同士ということもあり、ポツポツと同じ料理が存在していて、おお既視感ある!と思うお料理もちらほらと。
滞在時にとても良くしてくれた男性スタッフさんがちょうど私達の朝ご飯の際にいらっしゃって料理について色々と教えてくれたり、爽やかな空気に包まれた中庭でいただくことができたりと、味・ロケーション共に満足度の高い朝ご飯をいただきました。
【ココナッツミルクで炊き上げる美味しいご飯Nasi Liwet(ナシ リウェット)】
色々並んでいたお料理の中で私が注目したのは、Nasi Liwet(ナシ リウェット)。
ナシ リウェットは、ココナッツミルクで炊いたインドネシア・ジャワ島西部の郷土料理だそうです。
ココナッツミルクで炊いたご飯…。マレーシアにもありますねえ、Nasi Lemak(ナシ ルマッ)というものが。
実際食べてみるとナシ ルマッのご飯とは味わいは全く違う感じで、ナシ リウェットはかなりさっぱりとしていてヘルシーなイメージでした。
せっかくなのでナシ リウェットと共に並んでいるおかずを少しずつ全種類取り、ここインドネシアでも欠かせないサンバルソースも添えていただきました。
サンバルソースはマレーシアよりも辛いように感じましたが、どの料理もあっさりとしているからかこれくらいの辛さがあってもいいなと思いました。
【マレーシア料理との大きな違いは?】
マレーシアの料理と比較して感じた決定的な違いは、何と言っても油の使用量です。マレーシアはとにかくオイリーで汁気が多めな料理が多いのに反し、チレボンでいただいた料理は油を使用しているものもかなりあっさりで、味付けも薄めなものが多いと感じました。
私は日本の味付けが一番好きなのであっさりで油も汁気も少なめというのは大歓迎なのですが、一緒に食べたハムザは生粋のマレーシア人ですから、滞在中終始「汁気が足りない。口の中がもさもさする。」との感想でした。
ただしインドネシアはとても広い国で、その地域ごとに民族も違えば食習慣も大きく異なります。この感想はあくまで、ここチレボンで感じたものと受け取ってください。
【フレッシュな味わいがやみつきになる看板ジュース】
そしてもうひとつ、このホテルで毎回飲むのがとても楽しみだったのがこのジュース。「Jus Sawi(ジュス サウィ)」と呼ばれる、葉物にカラマンシー(ライムとオレンジの中間のようなフルーツ)を絞っているジュースです。
レモンジュースよりはもっと濃い感じで、甘さはほとんどなくてとにかく爽やかな味わい。このホテルではウェルカムドリンクを始め、朝食のドリンクはもちろん、中庭で開催しているティータイムでも提供されている人気の看板ドリンクでした。
なんとホテルがこのジュースの作り方動画を公開していますので、興味がある方はぜひご覧になってみてください。
作り方はいたって簡単。葉物は苦みや癖のないもので選ぶと良いです。日本のもので代用の場合は、甘さがある小松菜がわりとマッチしそうです。
【日本人も大好き小豆のデザート】
そして最後はとても美味しかったデザートBubur Kacang Merah(小豆のココナッツ煮)もご紹介。
これはマレーシアでもよく食べられていますね。小豆をココナッツミルクで煮込んだほんのりと甘いデザート。温かいため朝のデザートにはぴったりです。日本人なら好きな人は多いであろう小豆、そして南国らしいココナッツミルクとの相性がバッチリでした。
【最後に】
マレーシアの朝ご飯とはまた少し違った雰囲気のものも並び、見ているだけでワクワクしたMetland Hotel Cirebonの朝ご飯ブッフェ。短い滞在でも手軽に、そしてたくさんの種類のローカルフードを味わうことができ、大満足でした。